2022年8月11日木曜日

エルバ島知らずのエルバ島便り

 「エルバ島はどうでしたか?」ときかれると、7月21日以来3週間もいたもののどう答えていいやら困ってしまう。というのも私の今回の滞在は一ヶ所集中、ほぼ100%イタロー・ボラーノ美術館にいて、島のことあんまり知らなくて〜。島一番の観光名所のナポレオンの家も行かなかったし(美術館から近い別荘は散歩で行ったが休館日だった)、かつ車で連れて行ってもらうと自分で探して行くのと違って印象薄い気がする。かつ「連れて行ってもらったところ」もほとんどは「浜辺」だからなー。エルバ島はシシリア、サルジニアについでイタリア第三の広さの島、だから浜辺はいっぱいあって、子供の頃から島に来ている企画者のBさんも行ったことのない浜辺もざらにある(というか知らないビーチを開拓するよりお気に入りの浜辺にハマってしまうものだ)

では美術館のレジデンスはどうだったかというと、なんと言っても蚊と暑さに悩まされた(笑)。以上非常にネガティブに聞こえてしまうだろうが、いつもにましてなかなか良い作品が生まれたのは周りからのバックアップが良かったことの証。

ただのデモンストレーションでも秀作が生まれたし:パーフォーマンス中の写真もあるデッサンブログ見てください

ところで島(海岸)に住む人はどこでも日没が好きな気がする。

難しい話をしているとは思えないのに何もわからなかったな〜。やっぱり少し勉強しないと
岩盤海岸からの夕日

 

昨夜パリに戻ったのだが、バカンスのピークでお店は閉まってるし、一番の移動頼りのメトロ14番線も工事中だし、帰ってきたのを一瞬後悔。そんな中、今年は旬が早いのか「我が愛するミラベル」(参考投稿)はもう安くて美味しかった〜:これはエルバ島ではないからなー。それに我が地下アトリエは断然快適で、島の暑さを蓄えた肌だけが熱っている。

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