2019年5月15日水曜日

卵は黒豚に化けるか?

昨日描いた芋虫
ウダンの展覧会が始まって一段落、不得意のミドルサイズのドローイングを再開したらまた傑作が出来てしまって、、、。でも4/28に書いたようにアトリエでシミュレーションすると、「さなぎ」も「芋虫」もテンション高すぎて来た人がすぐ逃げて行きそう。
プレッシャー少なくするようにサイズ小さくしたんだったけどな〜。東京の個展、どうなるんだろう???

ところで朝市の豚肉屋さんに作品の話をしたら、本当にサイトを隅から隅までちゃんと見て(話したらわかる)、「卵を一つ家に飾りたい」んだって。その後ウダンの展覧会の招待状にちゃんとメールで返事まで送って来て、本気みたい! 
ちょうど南仏から1年ぶりに戻って来た卵が3つあるからこれを提案しようと思うが、「割引」と交換にどういう条件を持ち出そうか? 例の3年前に書いたビゴールの黒豚ハムを死ぬまでサービスでつけてもらう? 「幸せ!多分あれ以来食べてないのでは?クリスマスで一回買ったかな?」なんて考えていたら、ニュースで明日発表になる仏国会調査事務所のレポートをまとめた議員さんが「グリフォサート(モンサントの除草剤のラウンドアップ(ウィキ)で使われている化学物質)はハムや牛肉より発癌性が少ない」とインタビューで語ったとか!(Source
嘘でしょ〜、私が身体を張って証明してみせる!!! か〜?

でも発ガン性以前にハム・ソーセージは高血圧のもと。そういえばイタリア旅行以来血圧測るの忘れていた。それにこの数日、本のこと、個展のこと、肉屋さんとの交渉、この数日色々決断に迫られることばかりで(おおげさ(笑))、 ひょっとすると芋虫以上に自分がすごいハイテンションなのかも(怖)

2019年5月11日土曜日

卵が取り持つ Houdanのグループ展

L'exposition collective à houdan prend forme de plus en plus prometteuse. J'ai écrit sur Julio Le Parc lors de l'exposition "Dynamo" au Grand Palais et sur Jack Vanarsky lors de l'expo "Persona" au Quai Branly dans mon blog japonais, je n'imaginais jamais que mes dessins seraient exposés avec leurs oeuvres !!! Je suis très très honoré.



昨日から Houdanというモンパルナス駅から1時間の郊外の町でグループ展が始まったのだが、これが何とびっくり、昔このブログで取り上げた有名アーティスト、フリオ・レ・パルク (掲載記事はこちら)ジャック・ヴァナルスキ(掲載記事のリンク)とご一緒させてもらうという、記事を書いた時には想像もできなかったことになった!
Krasno はまだ取り上げていなかったが、彼は70年代に活躍したが比較的若くなり、今回息子さんが彼の作品を中心に展覧会を企画した。一言でいうとKrasnoさんのお友達展なのだが、パルクも立体作品はないものの大きな絵が4作でただ名を貸すという以上、他にも南米の有名作家が多く参加しており、軍事政権を逃れてヨーロッパへ来て助け合った作家たちの団結精神が表れていると言えよう。結果として展覧会としてすごく質が高く、参加させてもらって大変光栄なのだが、そこに私が何故?
 
実はKrasnoは卵をモチーフにした彫刻を多く作ったので私の卵シリーズが息子のG君の眼にとまった。 ということで私の作家としてのランキングが上がった訳では全くなくので誤解のないように(笑)。


明日の昼がオープニングパーティーで、何か作って持って行かねばならない。私はやっぱり卵料理かな? つまり極めてファミリアルな「大」展覧会なのです。

Houdan(ウダン)へはモンパルナス駅から毎時58分に列車がある 。
展覧会は6月16日まで。但し金土日のみ。詳細は下のカード写真をご覧あれ