2014年10月28日火曜日

カルチエ30周年第二弾

カルチエ財団30周年記念、5/27に珍しく褒めてしまったが、今週末始まった第二弾は全然行く価値ありませんよ。それを自分の眼で確かめたい人はご勝手に。
写真は入り口でもらった解説の最後のページに印刷された横尾忠則のイラストのカルチエの「お友達アーティストたち」。これが一番良かった? 横尾さん、イラストは決まっているけど、絵は良いと思ったことない。

Comme j’ai écrit (en japonais) le 27 mai, j’ai bien apprécié le premier volet de l’exposition anniversaire de la Fondation Cartier . Ce qui m’est assez rare à vis-à-vis des expos de cet institut.  Et le volet 2 qui vient de commencer, je suis sûr et certain qu’il ne vaudra pas de votre déplacement, si vous partagez mon avis générale.
Par ailleurs on nous donne la brochure dont sur la couverture au dos se trouve la illustration des "amis artistes de Cartier" par Tadanori YOKOO. Lui, il est un très bon illustrateur, il fait bien son boulot. Par contre je n’aime pas de tout ses tableaux qu’il me semble que la Fondation apprécie... 

2014年10月26日日曜日

おそるべきライアンエア

飛行機は一機のみのボーヴェ空港
クラクフに行くのは格安フライトのはしりだったアイルランドのライアンエアを利用した(やっぱり一番安かったから)。Rエアは遠くのボーヴェ空港を利用する。パリ、ポルトマイヨの横のパーキングからバスが出る。大昔9年前の記事何もないところで、かつ雨の中右往左往した記憶があるが、今回は屋根のある待合所ができていた。このように少しの改善はあるものの、バスに乗るのも、飛行機に乗り込むのも昔通りやたら並らばされては待たされる。空港は今では流石に椅子があり、お店も少しでき、愛想の良い係員もいたが、昔同様軍隊さながらの命令口調の人もいた。ひょっとして昔と同じ人か? 天気が良いからいいものの、タラップの前で並ばされるのは雨の時はどうなるのだろうか? まあとにもかくにも乗客は「安いから仕方がない」と羊のように従順に従うのである。
飛行機は着いたと思ったら人を吐き出し、積み込み、出発する。Rエアの効率恐るべし。でも一つが狂うと順に支障をきたす。行きは時間通りだったが、帰りは2時間遅れ。その理由が乗務員が前夜クラクフに到着できなかった云々。それなら前日からわかっていたのだから遅延通知をくれれば街でゆっくりできたのに、、、。

ところで先月エアフランスのパイロットが子会社のローコストフライトに組み込まれて労働条件が悪化するとしてスト、それが2週間も続き、その損失は約3億ユーロ(370億円)に及ぶとか。結局パイロットの主張が認められたのでも、会社側が企画撤廃した訳でもない妙な幕切れとなったが、「パイロットは優遇された既得権に執着している」と乗客乗務員からも地上乗務員からも非難され、一般国民の大多数(約70%)の不興を得た。
これは私にはフランスの縮図のように見える。今のフランス人は皆パイロットと同じで、全員既得権を絶対手放そうとしていない。だから筋を通すならパイロットを支持して良いはず。しかし薄々このままだと立ち行かないと感じつつも他人(パイロット)ごとだから簡単に非難しているのだというのが私の観測。
私はギリギリまで切り詰めたRエアに乗りながら「少し高くても良いからもうちょっと人間らしく扱って欲しい」と思った。だから私はコスト競争だけでない生き延び方が絶対あると思う。かつフランス人があのRエアの効率に到達できるとは思えない。今でさえサービスの評判が芳しくないAFだ、Rエアより高くてサービスがもっと悪いのができたらどうします??? 
予約したフライトがなくなるよりは、遅れや家畜扱いの方がまし。だから「価格競争に対し異なるヴィジョンで戦うなら尚更ストはすべきではない」というのが私の結論です。

2014年10月24日金曜日

ヴィエリチカには列車かバスか?

岩塩坑からの帰りはバス。停留所で大勢人が待っていたので予想通りすぐにバスがやって来た。このバスで驚いたのは液晶画面:バスが走るに連れて、路線とマップ上を赤い球が移動し現在の位置を知らせてくれるというハイテクぶり(右写真、液晶画面の下はからの景色です)。行きの古ぼけた列車(前回の写真)と大違い。
 

さてでは結局ヴィエリチカ岩塩坑に行くのは列車よりバスが良いのか? 列車はがら空きで終点までだから気楽。バスは郊外路線だから、込むが本数は多い。岩塩坑前は終点ではないので注意要。路線(No.304)さえ知っていれば始発の駅前まで行かなくてもよいという利点もある。でも岩塩坑内で歩くことを考えると若者以外は時刻をちゃんと調べて列車でのんびり座って行った方が良く思える。

クラクフは路面電車も走っているが、かなりの時代物の車両(写真)もあればハイテクそうな新しいのも。  但し私は乗っていない。というのもクラクフの中心は歩いて回れる規模。少し離れた旧ゲットー地区はパリのヴェリブのような市のレンタルバイクで行った。これはニースのシステムように携帯電話を使う*参考8/27。自転車ポストでのレスポンスはニースと違って一瞬だった登録「解り難い」というのが やってくれた母国人のP君の言。かつ自転車パーキングがパリやニースのように沢山ないので今のところお勧めできない。それから後輪のブレーキはペダル逆方向でかけるだから、この方式が初めてだと使い難いでしょう。
 
* 私の大失敗は私のfree社の最安契約の携帯がポーランドで使えなかったこと!「国際通話」オプションにしていて、フランスからかけることはできたので 使えると思っていたら、外国で使うには「旅行」というオプション選ばなければならない。freeの方、気をつけて下さい。空港に着いて電話しようとして繋がらないと焦りますからね。

2014年10月22日水曜日

ヴィエリチカ岩塩坑観光とその後

ヴィエリチカ行き列車
先週の南ポーランドの古都クラクフ(Krakow)の旅行で、私にとって一番の目玉はヴィエリチカ(Wieliczka)岩塩坑だった岩塩坑の英語サイト

P&M夫妻が「電車で行け」というのでそれに従ったのだが、クラクフ駅は巨大なショッピングモールの奥にあって「人のいる乗車券売り場」が見つからず、右往左往。人に聞くと「バスで行け」と言われ、お店のお兄さんは私に化粧品を売り込もうと企むし、、(ポーランド人は全員英語やフランス語を堪能と思っていたが、実は現地ではそれほどのことはなかった)。仕方がないから自動販売機で買うことにしたがWieliczkaで始める駅が3つあって、、、などなど苦戦。列車は20分ぐらいとのことだったので1時間以上の余裕で駅に来たのだが、どうもヴィエリチカ行きは1時間に1本しかないもよう。これには困った。ダイヤどうりでもフランス語ツアーの時間に遅れてしまう(見学はガイドツアーのみ)。

塩の花咲く坑木
だから駅に着くと一目散に走り、予定通り7分ぐらい遅れて到着。「英語は苦手だから何とか仏語ツアーに追いつかしてくれ」と英語で頼み込み、、、切符売り場のおばさんがガイドに電話、案内嬢と走ってエレベーター乗り場に(親切だ)。私をガイドさんと3人が待っていてくれ、皆さんにペコペコしたのだが、そのうち2人は前を行く少なくとも30人ほどもいそうな大グループ英語ツアーの最後のビジターおそらくこの英語グループのエレベーター渋滞(一度に6人ぐらいしか乗れないから)のお陰で追いつけたようだ。
ともかく仏語ツアーは私ともう一人リヨンから来たおじさんのみのプライベートツアー!!! ほらほら、仏語だとこんな得をすることがあるんですよ〜。説明を聞き逃すことはないし質問もし放題ですからね。

坑道の壁に灰色の岩に水晶のように透明な塩の結晶が挟まっていたり、水分と吸い込んだ坑木はカリフラワーのような塩の花が咲いていたり、、、。大きな礼拝ホールもあり、昔は貴族が遊んだという地下の塩水湖など(今でもこれらホールは結婚式、コンサートなどに貸すそうな)。実はこの湖の水を密かに汲もうと企み、紐をつけたコップとボトルを持参んだったがそれが届くようなところではなかったので、スキャンダルを起こすことはなく見学終了。(岩塩抗の詳しい解説はウィキを参照して下さい)

塩のシャンデリア輝く大礼拝堂
お店で岩塩を買い、パリに戻って水道水で溶かしてデッサンを描いたのですが、これがすごいのですよ。(例えばこれ)デッサンのマチエールにはやっぱり塩分だけでなく色々なミネラルの要素が関係しているらしい。ですから少なくとも本物の湖水を、できれば岩塩抗でレジデンスはできないものかと現在画策を始めたところ。もしこの件で手助けしてくれそうな方がいたらご紹介ください。


最初のデッサンは岩塩とともに額に入れて現在アトリエで展示中。写真のようにヴィエリチカの岩塩は灰色で、お土産物で売っているオレンジのランプとかはマレーシア産とかというのが親切なガイドさんの忠告でした。

2014年10月17日金曜日

アトリエ・プライベートオープン

準備中、、、 En préparation...
Je vous invite à découvrir mes nouveaux dessins dans le cadre privé entre19 et 26. Si vous n'êtes pas dans mon mailing list, il vous suffirait de m'envoyer un message pour savoir le détail.

クラクフのことは少し後回し。というのも今週日曜から来週の日曜まで、今月初めのインデアンサマーに手がけた新シリーズ「今日、世界が生まれた」を中心にアトリエで展示することにしたから。11月に日本に戻ることにしたし、12月はクリスマス前でパリの皆さんは大忙しだから、今を除いては「まだ生きている証」を見せるチャンスがない。はたまたペーパーのストックはないしで... 実は画材スーパーで見つけた待望の大判紙 9/28記、注文しておいた老舗画材店スヌリエにも届いてクラクフ出発前日に配達されたのだが、包装を開いてみると白ではなくクリーム色。これって2年前と全く同じミスなんですけど、、、

展示というのはただ作品を並べれば良い(自分で気が済む)というのでないので意外に時間がかかるし、アトリエの片付けもなかなか時間がかかるもので、、、。

ところでクラクフから戻ると、枝が折れたので水に差しておいた我がガーデンのグルジア・トマト以前の参考記事が真っ赤になっていた(写真)。飛行機が2時間遅れで、戻った晩はこのトマトと クラクフで買ったソーセージとパン。某ブログ読者伝では「あるブログによるとグルジア・トマトは『真っ赤であるけどフニャフニャしていないでシコシコしている。そして、変に甘くない』と書かれていた」そうだが、まさにそのとおりの味です。

2014年10月16日木曜日

追加情報

カニアダケ?
クラクフで食べたもの :

P君が昨日のブログの写真を見て「あのキノコはカニア kania」との追加情報を送ってくれたのでグーグルして写真を見つけました。私の叙述が単なる性的欲求不満ゆえではないことが納得してもらえるでしょう。


それから「クラクフ・ベーグル(あるいはプレッツェル)はObwarzanki」とのことで、日本語ウィキのプレッツェルで以下の面白い解説を発見、そのまま引用します:

『特に中世以来ポーランド王ヤン1世の勅令にのっとった製法を守り古都クラクフの旧市街とその周辺の決められた地域でのみ製造が許可され、同地域内に出店する公認屋台だけで販売が許可されるソフトプレッツェルはベーグルのもとになった食べ物と推定されており、これは「オブヴァジャーネック(the Obważanek)」と呼ばれる。ヨーロッパ連合(EU)の法律によって、2010年10月30日よりこのプレッツェルだけがこの「オブヴァジャーネック」の名称の使用を許されている。
オブヴァジャーネック
この食べ物はプレッツェルとベーグルの両方に共通する特徴があり、英語ではポーランドのプレッツェルとして紹介されることもあればポーランドのベーグルとして紹介されることもある』

ぐっと知識が深まり次回はもっと美味しくいただけるでしょう☺


注:写真はネットより Les deux photos sont du web

2014年10月15日水曜日

やっぱり旅行は食にあり

クラコフで何を食べたか? 郷土特産のソーセージや甜菜のスープ、それに有名なボーランド餃子のピエロギ、薫製の魚、私には塩辛すぎる薫製チーズなどなど。大きな傘の部分を煮込んで食べる、柔らかくて真ん中がぷっつり飛び出ていて大きな女性の乳房を思わせるような妙な白キノコも。最後の晩はP君の友達のアドバイスでポーランド産白ワインを飲んだが、ちょっとスパークリングで美味しかった(ビール、ウォッカよりワインはこの国ではずっと高級品です)。帰りの飛行機で会った若いフランス人は「日本食」を食べたとか、、、変な人いるね。
中央手前に傘を重ねてあるのが妙な白キノコ
季節がら市にはキノコがいっぱい
最後の晩に行った高級料理店の子豚
手前の揚げ物みたいなのが山地特産の薫製チーズ
クラコフ名産、芥子のついた歯ごたえあるベーグル

クラクフ(クラコー?)旅行

木曜から昨日まで14世紀に最も盛えたポーランドの古都(17世紀のワルシャワ遷都までの首都。そのお陰か、ナチスにもソビエト軍にも文化人がいたようで、京都、パリの様に第二次大戦の砲撃、空襲を免れた)クラクフKrakówに旅行日本語ウィキ。実は南仏のボンソン村のP&M夫妻はポーランド人でP君はクラクフ出身で「10月に帰るから来たら」と夏に誘われたので早速またお邪魔してしまった。
クラクフは街のど真ん中に稀に見る巨大なRynek広場があり(一辺200mの正方形で中心に市がある)、初めてでも地理が解りやすい。10月とは思えない好天(最高気温は平均より10度上の22〜24度)に恵まれ、サイクリングで色々回り、カフェでのんびりし、イタリアでも旅行しているような気分だった。だからコペルニクスの大学キャビネとかユダヤ人を救い映画になったシンドラーの工場とか、標準的観光地で見なかったものも沢山あるが、P&M夫妻がばっちりプログラムを組んでくれたので充実の旅行だった(=パリにお客さんが来ても私には到底できないので本当に有り難く感じる)。

以下は私の備忘録

夏のようなRynek広場(お世話になったP&M夫婦)
9(木) 夕刻到着 快晴、P&M宅で夕食、堀が公園になったPlanty沿いのバーでウォッカ
10(金)  快晴 午前 ヴァベルWawel城=王室(ガイドツアー)、政務室(天井に様々な職の人物の顔の彫刻のある議員の間など)、カテドラル、ダヴィンチの『白テンを抱く貴婦人』に一対一でご対面。Pの友達と家で昼食、自転車で中心街から南東側のユダヤ人街Kazimierz(+旧シナゴーグ博物館)昨晩のバーの裏の現代アートセンターのパーフォーマンス展、楽団の演奏もある山地料理レストラン Morskie Oko で Pielogi(ボーランド餃子)
11(土) 霧のち快晴、I 夫人グループとWisla川岸でのイベント、オリンピア画廊、ユダヤ人街から川を渡って旧ゲットー地区 現代美術館(MOCAK):常設+ウクライナアート 東欧ワインバー、以上総て自転車。夜はタデウシュ・カントールの新クリコテカ(Cricoteca)センターにてオブジェを使ったGuy de Cointet作の70年代アメリカの実験劇(Mary Ann Glicksmanによる一人劇)
12(日) 快晴 教会巡り(フランシス派協会のWyspianskiのステンドグラスは傑出)、蚤の市、中心街から西側の国立クラクフ美術館(近代美術) サイクリング 屋上テラス 実験ジャズ
13(月) 曇りのち晴れ 岩塩坑Wieliczka ポーランド料理レストランPod Anilami
14(火) 晴れ時々曇り 朝市

2014年10月5日日曜日

Christian Bouchon展 : Vue et à recommander

(Texte français en bas)

クリスチャン・ブション? ご存じなくて当然。趣味で(?)絵を描き、ほぼ無名で他界した画家、その彼の小さな「回顧展」を木曜日に見に行った。実は夏前にグループ展で幾つかのデッサンを見て興味を持ち、今回の展覧会案内でリンクのあったPDF書類で異なる作品や作家の生涯を知ってより一層興味を持っていた。

画廊に入るとぱっと目につくのが山岳を描いた鮮やかな原色の太い線がうなる、ムンクを思い起こすようなパステル画。その横の小さな白黒のペン画は群衆が列をなしてうごめいている。週末の大通りのような楽しそうなものもあれば、収容所への行列のような苦悶を感じるものもある。このシリーズは細密な線が錯綜し、アウトサイダー・アートに近いものがある(彼は「美大」には行っていない)。実際彼は二十歳代にトラックにはねられ頭を打撲し療養を強いられ、晩年もその影響が再発した。

パステルでパリの街も描いている。そこにもよく群衆が登場する。若い頃革命思想に傾倒したということだが、デモする群衆のようにも思えし、カフェで寛ぐ人々の用でもある。
それから天国の様にもベルエポックのキャバレーのようにも見える、これもまた表現派的なパステル画の大作。表現派的と言っても色彩ゆえで、ドイツの画家のような風景が歪むようなところはなく、むしろゴーガンの「タヒチの神話」のようなハーモニーがある。

それぞれ制作時期でスタイルが違うものの、私はどれも好きだ。これは極めて珍しい。
家に戻ってから前述資料を見直したが、生年も没年も書いていなくて、、、かつ勝手に絵から「苦悩の人生」を過ごした人かと思っていたが、会場にはにこやかなで今もきれいな奥さんがいて、3人の子を持ったということ、かつ娘が父親の作品のプロモート、あれれ?随分幸せそう。どうなっているのかなーと思いつつこのブログを書いています。

その人の人生を詮索せずとも、作品は素晴らしい。パリの中心街ではないけれど足を運ぶ価値はある。近くのは金曜日だけ美味しいクスクスを出すキャフェもありますよ(画廊の通りとガンベッタ通りの角)。

今まで知らなかったけどこの非営利協会運営の画廊は予約要とのこと!

 
Christian Bouchon? C’est normal que vous ne le connaissiez pas. Il a peint par passion, il est décédé déjà sans faire connaitre ses travaux. Le jeudi dernier, je suis allé voir sa petite rétrospective. J’écris mon impression ici, vous trouvez le document pdf plus détaillé sur ses travaux et sa vie dans le site-web de la galerie...
 
Entrant dans la galerie, tout d’abord attireront nos regards les paysages des montagnes (de l'Aude) au pastel. Ils sont très coloré, vivide, dynamique, ils me font pensé aux tableaux de Munch. A côté il y a des dessins en noir et blanc où se grouille la foule, dont les certaines sont joyeuses et les autres plutôt angoissantes. Cette série où les traces minutieuses de plume s’enchevêtrent, il y a un aspect de l’Art Brut. En fait il n'a pas fait de l’Ecole de Beaux Arts malgré ses techniques acquises, il a eu le traumatisme crânien à la suite de l’accident daté à ses vingtaine années.


Il a peint également le paysage urbain de Paris au pastel. Là aussi, on voit souvent la foule. Les uns semblent une manifestation (il s’est incliné aux pensées révolutionnaires dans sa jeunesse), les autres semblent les gens décontractés  qui se réunissent au café. Il y a de grands pastels qui me paraissent une vision du paradis ou la scène du cabaret. Très expressifs au point de vue de couleurs, mais moins oppréssants, il sont plutôt harmonieux  et symboliques comme le paradis tropical de Gauguin.



Selon les époques de créations, ses expressions sont différentes. Ce qui m’arrive assez rarement, quasiment tous me plaisent bien. A retour à mon atelier, je regarde de nouveau le document pdf, mais ni date de naissance ni celle de décès est mentionnée. Avant cette exposition, les photos de tableaux et la courte biographie sur ce document m’avaient fait penser que l’artiste avait la vie tourmentée. Mais j’ai trouvé dans la galerie sa femme souriante toujours jolie et sa fille (l'un de ses trois enfants) qui s’occupe de la promotion de ses œuvres... Certainement il était beaucoup moins malheureux que je l’avais imaginé.



Bon, je m’en fiche bien de sa vie. Il reste que ces dessins sont très beaux et que ça vaut le votre déplacement.

Jusqu'au 16 octobre (mais sur le RV):
Galerie KO21 : 78 rue Haxo 75020
http://www.ko21.fr/index.html
09 53 34 14 77 / 06 16 31 27 08 
galerieko21@gmail.com



Déception 落胆!

ご免なさ〜い。イチオシしたNuit Blancheのシャピュイザ兄弟、全然面白くなかったですね。木で作った大きなアンテナの中心に頭を出すだけで、本当にがっかりです。これからは見ていないものを推薦しないように致します。
同じ病院内の段ボール箱が積み重なったZimounという作家のサウンドインスタレーション(各段ボール箱につけられたモーターが球をクリクリ回し、それが段ボールをたたく)が良かったので許して下さい。
彼は段ボール専門:非常に単純な仕掛けの音出しをする(彼のサイトでビデオが見られますのでご参考に)。昔見た作品はもっとうるさかったが、今日のは低音でよかった。

Je suis désolé. L'installation des Frères Chapuisat que je vous ai conseillé d'aller voir dans le dernier article était très très décevante. Pas besoin d'engagement physique de notre part : on sort la tête au centre de la parabole construite en bois, c'était tout. L'aspect extérieur est intéressant, mais il n'y a  pas de surprise qu'on puisse s'attendre à l'intérieur. 
Désormais je ne vous recommanderai jamais de chose que je n'aurai pas encore vue.
Si vous êtes allé à l'Hôpital Necker, vous devez avoir vu l'installation sonore faite de cartons (la balle tournée par le moteur fixé sur le chaque carton tape la surface) à côté de l'hôpital. J'espère que cette oeuvre de Zimoun  vous a plu assez pour me pardonner.

2014年10月1日水曜日

Que faire à la Nuit Blanche?

Les Frères Chapuisat à l’Abbaye de Maubuisson, mars 2013
珍しく先行情報(かつ人の宣伝)。今度の土曜の「Nuit Blanche (パリの白夜)」に去年3月に紹介したシャプイザ兄弟がモンパルナス近くのHopital Neckerでインスタレーションする。どんなのかわからないけど、おすすめ(して多分大丈夫だと思う)。当然体験型だと思うから9時や10時に入ったら大変な列かもしれないのでくれぐれもご注意を。
というのも彼ら、私が耳にした(仏語圏)だけでもジュネーブの画廊でも、ヴェルサイユのアートセンターでも展示中、ますますすごい売れっ子になった。日本上陸もおそらく間近でしょう(金沢とか瀬戸内とか???)
関係者に尋ねられたら「エイゾウの美術ブログで来た」と言って下さいね(笑)

Info sur la Nuit Blanche à Paris : Les Frères Chapuisat, dont j’ai écrit sur leur installation à l’Abbaye de Maubuisson l’année dernière (uniquement en japonais), se produira à l’Hôpital Necker. Je ne sais pas ce qu’ils fabriqueront, mais je pourrais vous le recommander. Certainement ce sera un truc participatif dans lequel on devra s’engager corporellement ! Donc il ne faut pas porter la tenue de soirée :)  D'ailleurs il fautdra éviter les heures de pointe.

Autrement, j’ai envoyé une proposition de la « Collecte de Baisers » au Bureau de la NB à l’appui de la vidéo très sympa prise à la Nuit Blanche Amiens, et j’ai reçu la réponse négative sans délais. Je le note sans aucune rancune.