2021年8月20日金曜日

遂にバカになったエイゾウ

 なんだか変だ=全くブログが更新できなくなってしまった。ご心配なく、健康の方はまあまあいつものとおり。今までだと日本からの便りに「近況はブログの通り」なんて不躾に書いたものだったのだが、ほんとうにどうしたものか?

勿論5、6月に書いた南仏リュベロン(メネルブの「ドラ・マールの家」)の滞在が素晴らしすぎたのでその反動もあるのだが〜、えーとこの7月以来何をしたか??? 

例えばロックダウン中に終わる予定だった展覧会が延期されていたので幾つか見たが、当然のことながらほぼ最終日に見ていたので、もう一つ紹介する気がしないでしょ。私個人の展覧会(グループ展)もあったのだが、「超急仕立て」だったとはいえ、企画運営がちぐはぐで、、、。急遽アトリエの壁にかかっていた作品を持って行き、結局今まで日の目を見ないでいる「バカ」をやって(バカ⇄Vaca⇄スペイン語で「牛」)*、多少鬱憤を晴らしたが、そのこともブログには書かずじまい:今ここの書きます、というか実際はパリの知り合い向けに宣伝を兼ねてfbに載せたりしたほうがいいのでそれで完結してしまった(一応こうした自己努力とパリの親族の協力でそれなりに見に来る人を集められた😊)。

こんな光と眼のなかのハエ、やる気しないっすよ
そのほかこの7-8月のパリは概して曇天で寒く、また我がアトリエは建物の外壁工事のために櫓が組まれ、それでも少ない陽光が遮られ、差し込む光は写真のごとく草間弥生。本当ならば湿度が低く比較的高温の初夏は「海水ドローイング」の絶好のシーズンなので毎年大作に挑むことになっていたのだが、情けなや、結局絵筆も折れた〜。

でも眼のこともあったな〜 :突然黒い大きな斑点が視界の左30度あたりに入るようになり救急眼科に行った。検査の結果は私が心配した網膜剥離ではなく、何の剥離だったかしらん、眼球を見る機器ではっきり見えたそうだが、医師「これは一種の新陳代謝でだんだん消えていきますから。ナーヴァスにならないように真っ白なものなんかあまり見ない方がいいですね」「毎日白い紙で仕事するんですが〜」「あらら、仕方ないわね〜」とあまり同情された感じもなく、「よくならなかったらまたいらっしゃい♫」てな具合。1ヶ月以上経って斑点は以前より薄くなっているけど相変わらずフランス語で「ハエが飛ぶ」という現象で架空のハエを追い払ってしまうこともある。

それからしばしば船の模型を使ったインスタレーションを作ることになっていて、案を発表した時に大勢の人が賛同し、人を巻き込んだグループ企画となり、私はそのキーに当たる、ほぼ「零エネルギーで動く船」を作らねばならないのだが、できない(自分の制作加工技術的にも理論的にも)。絶対締め切りまでに作り得ないの知りつつ毎日頑張っているフリをしていたのだが、今朝は「お前はできないことがわかっていたのになぜもっと早く『できない』と言わなかったのだ」と同僚に怒られ、、、:これ連続モノの夢です。何のことかなー?(現実世界での I さんのための引き受けざる得ない因果の大量翻訳も一応型はついているし、、、このボランティア仕事も自分の制作に集中できない原因の一つではあったが)

ははー、やっぱり全体に低調ですかな〜? しかし何でも今日はこれをすると決めないとできませんねー。久しぶりに今朝は「書く」と決心しました(笑)

 

* バカのことの参考投稿

昨年10月13日26日11月4日

その後「牛太郎」が登場する筈だったグループ展は、私の理解できなかったことには5/7に1行書いたようにロックダウンにもかかわらず5月に開催され、かつ「牛太郎」は展示スペース不足ということで飾られもしなかった(どうせパーフォーマンスできなかったからどうでもいいけど)