あー、やっと解放された。フランスの配達はなんでこうなのかなー???
注文した画材の配達日は今日で追跡サイトでは朝から我が家から多分1kmぐらいの収集所(?)に朝からあるのだがいつ配達されるかはまったくわからない。そして突然インターフォンが鳴る!つまりいないとどうしようもないのだ。トイレに入っていても困る😅
携帯が発達したこんな便利な世の中でなぜその「文明の利器」を使い品物の受け渡しがスムーズに運ぶように10分前にでも予告してくれたら、、、
「文明の利器」といえばほぼ毎日話題にのぼらないことが無いAI、使わないのは宝の持ち腐れ、電力浪費の問題を承知の上でも使って便利になる場合は使うしかないと思うのだが、BBC、フランス国営ラジオなどヨーロッパの放送局が自らの放送局の報道内容に関して4種のAIに質問し、その回答を分析した結果では44%が不正確さや誤りがあった。質問は最近の時事問題。AIは放送内容を鍋でごった煮して作文するので、事実と意見がごっちゃになり、皮肉的な冗談も額面通りそのまま取ってしまって大間違い。基本的に最近の時事には事実の蓄積が少ないので今のデータ寄せ集め型のAIはだめなのだ。
専門家によれば、AIが驚くほど素晴らしい答えを出してくれるのは人類の長年の知識、知恵や文学的文章を蓄えたそれこそ質の高いデータバンクを使っているお陰、つまり我々人間のお陰で、今からAIがどんどん新たなデータを作り出して添加してしまうとそれがだんだん薄まっていき将来はAIの答えのレベルはさがっていく!
納得!なら使うなら今?(笑)
なんて思う私、先日のエクス島に行った時、島の北東端の浜辺に木の枝に牡蠣の貝殻が刺さっていて風に揺られてキラキラ光るという素晴らしい場所があったのだが(その浜辺の貝殻は真ん中に穴の空いているのが多かった)、「どうやってこんなことが起こったのだろう。自然のなせる技は素晴らしい」と感嘆する友人に対し、「そんなことはありえない。子供や観光客が遊んで作ったんだ」という夢を潰す発言をし、それに納得のいかない彼女に対しAIの判定を仰いで見せたのだった。 AIの饒舌な答えの結論はやはり私の意見に沿うものだったが「人はとても不思議ものに出会ったとき神秘的な自然のなせる現象と思いたがるものだが、、、」という注釈付きで、これは彼女を苛立たせた😅 賢い割には一言多いんだよ〜!
でも実は私もそう思う。最初から超自然現象にせず、先ずは論理的に考えて可能性を検証してみなきゃ。特に「アジアの叡智」が好きなフランス人には全然そういうことをしない(できない?)人が多すぎる! でも世の中にはそれでは解決できないものが多いばかりかそればっかり。だからこそ「宗教」や「芸術」の領域が生まれるのじゃないでしょうか・
| エクス島の奇跡:何メートルにもわたって海岸近くの木の枝に貝殻がついた枝が風に揺れながらキラキラ光っていた! |
さてそのAIを使うアートも、我がアトリエ村のお隣さんも複数の写真を合成させたりしていて、数年前見せてもらった時すごく不思議でシュールなのが出てきて、それ系の画家には創造のヒントの泉になるだろうと思ったものだったが、2年前(2024)、その頃は私は使ったこともなくほとんどわかってなかったのだが、アプローチも結果も明快で面白くAIに関する認識を新たにできた展覧会に京都写真祭で出合った。作家は嵯峨美術大学の教授(メディアアート)の三宅章介さんで、自分の撮った写真をAIに叙述させ、その文から画像を作らせる、そうすると土台になった写真とデータバンクの中の写真が混じり合ってなんだか奇妙な写真ができあがる。(コンセプトはこちらを参考に) 2年前のことだったので忘れてしまったがQRコード読むと元の写真とAIの書いた文章が出てきたのだと思う)
展覧会名は「絵空事」 つまりフェイク。AIは作っても著作権も主張しないが責任も取らない。
遅ればせながらの紹介になりますがそのとき掲載したインスタに飛ばします 。
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