前回の投稿が5日、それ以来結構猛暑は去ったから、手間のかかる「1日結晶計画」は止め、これも色々試してみようと思っていた海水と墨でのドローイングをはじめた。これもよく見るとピカピカ光っているとはいえ、墨の模様がメインだから結晶の具合はそれほど気にしなくてもよく、費やす時間は本当に短くなった。それに新たな海水のの到着の最後は写真の9日のブルターニュ、コンカルノーで最後だから、十分暇になったはずなのがなぜか忙しいというか、多少気が抜けている。
その一大理由は、今から見ると時間をかけた塩の結晶の「透明ドレス」のできよりも、派生的にできあがった「海水と墨のドローイング」のほうが出来がいい。かつ「透明」の方はごくデリケートなニュアンスだから、紙に少しでも傷や波があるとそれが目立ってしまう。つまり完璧でないと美しさを発揮できなくて、10枚以上作ったものの、今もう一度よく眺めてみるとやっぱり完璧なのは正直言って「ない」のだ。でもこちらを納品する予定になっていて、、、。
何が気に入るかはコレクターの勝手だけど、ある種の「作家の良心」のジレンマ。それに陥るほど 「海水と墨」の方は意外な発展を見せている。小さい作品は「毎日のデッサン」に近いのでそちらのブログに投稿してますのでご覧下さい。大きいのは今のところ3枚は「新ギャラリー」で見られます(写真増やしました)。
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