2013年9月8日日曜日

バカンス明けの海水便り

マルセーユの海水のLさんからは連絡なし。役所始まり、よっぽど忙しいのか? 一昨日、見知らぬ子供から「僕の名はXX。水がある。ランプのある絵が欲しい」との訳の分からない便りがフェースブックにあった。どうも知り合いの親戚らしい。どうでもよかったけど「知り合い」によると「カリブ海の水」だとかで「おおおっ」。子供の心を踏みにじってはいけない)、一応住所を知らせたが、ランプの絵?、何か大変な誤解があるかも、、、。そして昨日は突然呼び鈴が鳴り、大柄の夫婦が立っていた。ああそうだ、この人たちは私の「水請いメール」を見た娘に頼まれて、このプロジェクトの発端となったコレクショナー夫人の想い出の保養地、アルカションの水を運んでくれることになっていたのだ(参考7/14)。そんな話があってから随分経ってしまっていてすっかり忘れていた。
嬉しいけどちょっと遅いよな〜。今週は火水木と気温が上がり、木曜はまた30度を越す暑さ。これで打ち止めのつもりで大きなデッサンを描いたところで、、、。

「振り返っていけません」
でも最後の気力を振り絞って(何たってあり得ないと思っていた「東京オリンピック」の開催が決まり、一般人に「事態収拾」という嘘にお墨付きをIOCは与えてしまった。昨晩の小パーティー明けの朝、「今日は魚か」と朝市で鰹を一匹、といってもボニートという一匹1㎏ぐらいの「かわいい鰹」、結構安い:ちなみに値段は600円ぐらい、そこで白ワインを買いに行った酒屋さんから「良かったね」と祝福されてしまった。返答は変な異邦の非国民となり、心はずたずたなのだ)、、、
括弧内が長くなったが、気力を振り絞ってアルカションの海水で一作と、紙を取り出したら最後の一枚(そういえば金曜、老舗画材店のスヌリエから「ご注文の紙が届きました」と電話があった。注文6月13日ですよ〜。信じられない)。そして準備の紙を濡らして板に張るところからすでにトラブった。それを普通なら半日から1日乾かすところをすぐに描いた。かつ温度は20度そこそこで、、、完全に乾いてみないとなんとも言えませんが、すかっと決まらなかった。
インデアンサマーの到来を待つばかり。

今海水ボトルが届くのは、バカンス明けで持って帰ってきてくれたからだが、この人たちは「暑くないとできない」という切迫した必要条件を理解してくれていなかった。わざわざ郵送してくれた人には今更ながら深く感謝の意を表したい(だからアトリエで展覧会をします)。

写真はFBで最近人気の高かった水曜日の作品

:アトリエ前、建物の中庭に勝手に植えている私の花は子供に根こそぎにされたが


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