2014年8月29日金曜日

低山侮るべからざれ

ニースからヴァール川 Var の岸にそびえる岩山にへばりついたようにある、私が勝手にアルプス・マルティーム県のマチュピチュと呼ぶボンソン村(右写真、ちょっとその雰囲気ありません?勿論標高は800mしかないけど)のPM夫妻のお宅へ。
この村では二年間にフェスティバルに参加させてもらった旧ブログ参考

今日はPM夫妻の留守番、午後に2度は登ったことのある、写真の裏山へトレーニングに登山。来週ニースに戻ったらアルプスの方に行くつもりなのだ。今夏は雨が多かったと聞いていたが、さもありなん、イバラやジェネが登山道を隠している。あるいは世程登る人が少ないのかもしれない。そうは言えど登りは楽勝だったのだが、下りで迷った。低山といえど、ロッククライミングの練習場となる絶壁があるのでやたらめったらすすむわけにも行かない。イバラをかき分け、下ってはまた諦めて上り、ついでに尻餅をついてしまって、Tシャツバーミューダの軽装の腕と脚は切り傷だらけになって峠に到着した。(12年春のジュネの咲く山道の写真はコチラ) 
実はアルデッシュでも昔簡単に行った記憶のある渓谷旧ブログに行くつもりが、平坦なハイキング道で迷ってしまい、結局行きつけなかった。Gさんの記憶では、以前はちゃんと地図を持って行ったそうだ。かつ昔のナップザックには常に磁石も付けていた。 本当の山岳道でないところの方が歩く人は希で、助けてもらう訳にもいかない。低山侮るべからざれ。
ところでPM家ではこうしてバルコニーで食事を楽しむ。ヴァール川の流れる谷を見下ろし碧き地中海も遠くに眺められる風景(写真下)だけでもハッピーなのに、その上M夫人は料理上手ときている。もう言うことありません。到着した晩は鮟肝の煮込み、それが皿一杯の大きさで、「日本だったら大変だよ」と驚きのばかり味を褒めるの忘れた〜。

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