2020年4月4日土曜日

マスクの復讐(復習)

オーバードーズのため制限したラジオだが、昨晩つけてびっくり、医学国立アカデミーが、「監禁解禁の時期にはマスク着用は義務化すべき」と表明。3・23の投稿に書いたように、今まで政府は「感染してない人はしても意味がない」としていたのだが、これはマスクを本当に必要な「現場」にキープするためだろうという私の推察を完全に認める発言がそれに続いた。加えて「紙ナプキンの自家製マスクでも飛沫を妨げる効果はある。マスクをしていることで人と距離を置かねばならぬ状況にいるのだと認識させる心理的効果がある」と。私が書いていたことは間違えではなかった!と喜んでいいものか? だって私自身の「ゆるいルール」はマスクなしだったから。。。

これを機にまとめ:マスクも色々、普通の外科マスクと呼ばれるものは外科医が自分の息で菌を手術患者に「移さない」ことを目的にする。つまり相手を防御、しかしこのマスクを医師、看護師、患者全員がすれば医療空間がクリーンに保たれることになる。このマスクにもレベルはあるのだが、普通の状況なら薬局で数十円で買える。
しかし今コロナの重体患者がひしめく病院では空気中にウィルスが浮遊すると考えられるのでそれを吸い込むまないマスクでなければならない。これがFFP2、3と言われるもの。この両方向(他者も自分も)防御可能なマスクが世界中で不足、普通なら何千円のものだが今や値千金。中国からフランス向けだったマスクが上海の飛行場で高値の現金取引でアメリカに買い取られてしまったとか、、、(当然合衆国政府はそれを否定)。
このスキャンダルの前に中国からイタリアへ向かうマスクが経由地のチェコで没収されてしまったという「ユーロッパの脆き団結」を物語る事件が起きたのだが、このブログを書くにあたり参考にした記事を読んでて納得(?)。チェコはすでに「公共の場でのマスク着用」を義務化していた(これは聞いたことがなかった。フランスの方針に合わなかったからかも?)。そしてその政令がでたのはCNNで追ってみたら3月17日で、マスク没収(チェコ政府によると盗難)事件と同じ日だった!

いかんいいかん、こんなことをしていてはまたオーバードーズになる。しかし今日から私はどうしようかな(勿論マスクのこと) 。WHOも見解を変えたということをチラッと先ほど耳にしたがもうやめます。ご自身でお確かめください。

写真がないのでフランスのお医者さんのマスク制作指南でもお楽しみください




仏語での参考サイト:

https://fr.wikipedia.org/wiki/Masque_chirurgical

https://sante.journaldesfemmes.fr/fiches-maladies/2609189-masque-coronavirus-covid-anti-virus-ffp2-chirurgical-blanc-fait-maison-tuto-patron-tissu-jetable-achat-prix/

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