2013年5月21日火曜日

玉川温泉


連日の温泉のお陰でジンマシンの足の赤黒い痣のあとも薄らぎ、皮膚も少しすべすべしてきたような気がする。打ち止めは「秘湯といわれる乳頭温泉の露天風呂」と思って乗った新幹線、車内から電話をしてみたら有名な「鶴の湯」は満員。それでも降りたった田沢湖駅、乳頭温泉郡の他の温泉という手もあるし、八幡平に向かう山中の玉川温泉という手もある。
玉川温泉の方が僻地でバスの運行が限られているのだが、ちょうどラッキーに良い時間に着いた。観光事務所で訊いてもらうと部屋も空いているそうで、かつ「テレビもトイレもお部屋にはありません」というのが気に入った。田沢湖駅から玉川温泉はバスで約1時間15分。田沢湖湖畔には桜がちらほら、黄色い水仙もあちらこちらに。
まだ雪の残る山中に入って行くと雪解け水のせせらぎの中に水芭蕉の群生もみられた。
「ええっ、ここなの?」と思った新しいきれいな建物(絶対テレビありそう)の「新玉川温泉」を過ぎて、もう少し山道を上ると突然もうもうと白い煙が上がっている谷間が見える。そうここが本当の「玉川温泉」!

岩盤浴する人たち
宿に荷物を置き、少し散歩に出ると、湯が勢いよく川に吹き出し(1ケ所からの温泉湧出量9,000㍑/分は日本一)、硫黄岩の噴気口からはゴーゴーと煙が吐き出ている。恐山よりよっぽど地獄の様相だ。その硫黄臭の煙が立ちこめる中、湯治客が暖かい岩の上に寝て「岩盤浴」なるもののために寝転がっている。大丈夫なのかなー?このガス身体に悪いはずなんだが、、、(私が2011年秋にブルターニュの海岸に作ったイノシシは、海岸に異常発生した海藻が腐って発生する硫化水素を吸って死んだイノシシたちがテーマだったが、それと同じ硫化水素ガスのはず)

この谷のすさまじい風景に見合うかのように、温泉の湯も過激。酸度が非常に高い(pH1.05)ということで、フロントで「身体に合わないときはやめる」よう、それに普通は温泉の湯は効果があるので流さないのだと思っていたのが、「ちゃんと上
がり湯で硫黄分を落とすように」と注意された。だから源泉100%の浴槽のほか、ぬる湯、あつ湯、気泡湯などは源泉50%。サウナまである。「飲泉」も5-6倍水で薄めなければならない。

浴場(サイトから掲載)
浴場はごらんのとおり酸ヶ湯に劣らぬ大きさ。足腰が悪い湯治客のために金属の手すりがついているが、それ以外は木(多分ここもヒバ造り)。
源泉湯は勿論ジンマシン部分がピリピリ来る。なぜか肛門も(丈夫かなー?)だからか意外に源泉100%につかっている人はまれ。

夕朝食ともバイキング形式で、いやでも大勢の人に会いますが、皆さんアチコチ悪いところがあるそうで、たいした不調でない私、話を聞いているだけで健康になりました。

長湯に慣れてしまった私はピリピリしても朝晩のんびりつかっていましたが、今サイトの温泉案内を見るとあまり長湯しない方がいいみたい。というのも「打ち止め」に
するつもりだったジンマシン、100%源泉で刺激されたすぎたみたいで、また皮膚が過敏になり、実は打ち止めにならなかったの。トホホ。

だからここは「入浴法」勉強してから行って下さいね。雪がもっと少なければ、ここから火山の焼山に登って後生掛温泉に行くハイキングもできるし、勿論八幡平も遠くないし、ともにバスの経路だから戻って来れるので、健康なうちに「湯治滞在」しに行くのも良さそうです。
噴出する源泉

さてさて、この辺で温泉旅行記は打ち止め。ちょっと大作を作りたくなって帰ってきたのだけど、ほんとに寒くて(今のパリの最高気温12度ぐらい)、しまい込んだセーターに洗濯したばかりのダウンのジャンパーをまた着ることになろうとは、、、温泉に戻りたい気持ちです!

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