桜の花は日本の象徴だから、多くのフランス人も春に日本に行きたがる。でも私は相談されると、桜の満開は本当に短いから、秋の紅葉をすすめてしまう。私が桜に冷たいのは小学校の遠足で、満開の桜を見ていたらいっぱい毛虫がいて、、、美しい桜の陰にはいつも毒を持った毛虫がいると思い込んでしまったからかもしれない。しかし最近は毛虫を見ない。どこにいってしまったのか?
GW中は東京で友人たちと旧交を温めたのだが、連休の最終日の6日、TVニュースで「今年は寒さで開花が遅れ、弘前でやっと満開になった」と伝えている。インターネットを見るとライブ映像があり、本当に満開で、連休までだった桜祭りも延長。そこで「湯治」は後にして、外国人も知る日本随一の桜の名所、でも私は行ったことがなかった弘前城に花見に行くことにした。新青森で弘前行き列車を待っていると、私のよう満開情報で「急に決めた」桜見客がいる。すべて老人夫婦。なかなか彼ら、フットワークが軽い。
弘前に午後4時前に着いて駅前のホテルを予約して早速城に出かけたが、ここの桜は2600本余りあるという数ともに種類も多く*、本当に華やかだった。(それ以上の形容は語彙が乏しいので写真でごまかします)
曇天で寒かったが、私は本当に堪能。青空のもと、岩木山が眺められればいかにきれいなことだろうと思ったが、ニュースを聞いて続々と人が旅行を決めたのだろう、翌日の宿泊は満員だった! 教訓:花見は機に敏であるべし
(*注:桜は切ってはいけないと言われるが、弘前ではリンゴの栽培の知恵を生かして剪定、寿命を超えた老木も多い)
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