例えばオペラ座から近いサン・ロッシュ通り(rue Saint Roche)の二つの画廊で開かれている「不可視を描く」(Dessiner l'invisible)展も楽しめる。
アーティストが「不可視を描く」のは当たり前じゃないかと私は思うのだが 、こんなテーマで展覧会がされるのだからそれほど明白なことではないのか? 何れにせよシュールなものやナイーヴ、アウトサイダー、それにコンセプチュアルまで、結局は当然ながら何でもありで、、、。
右写真は引き出しがA地点からB地点に飛んだという事件の報告書(他の日には椅子が飛んだりとか等々、同じ場所で何度も起きて、、、)。この憲兵さん、その当時は本を書いたりして有名だったらしいがその後忘れらていたとのこと(wikiもなかった)。
これは番地がそのまま名前になっている24BIS画廊の地下室スペースにある。
ティザネの調査書と制服 |
他に細かい線の仕事ではMuriel MoreauやCamille Grandvalとか、私が全く知らない若手作家が幾人も発掘できた。
それから「これってアニメの『ペルセポリス』のイラン出身のイラストレーターかしら」とちょっと思ったのは韓国のMoonassi(80生)、彼(彼女?)の描く不思議なデッサンが沢山並んでいた。確かに人気ありそう。他にはAnaïs Tondeurのチェルノヴィリの被爆した植物の「放射線写真」というものも。
Moonassi |
この展覧会は11月15日まで。二つの画廊のほか、礼拝堂でパーフォーマンスなどもある。
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