Et puis sur un mystérieux fabricant de fromage de chèvre...
Je voudrais bien faire leur pub, mais ils n'ont pas leur site, apparemment.
大河ジロンドはボルドーを通り、その後北西に大きく口を開くようにして大西洋に注ぐ。そのジロンド河口地区、右岸と左岸で地層ががらっと違うそうで、左岸は高級ワインの生産地として有名で、もう少し大西洋側には昔書いたアルカションなど(関連投稿)の保養地もあるリッチな地区なのだが、その反対の右岸はあまり知る人のいない地方。だから「地方興し」のアートの企画があって、先週ジュースの箱パックで作った「蝶々」(関連掲載)の設置に行った。
いつもは苦労を書いているこの種の仕事だが、今回はほぼバカンス!その理由は本題と一緒にまた述べることにして、今日は心に残る魚屋の話から。
机上の紙ににブザーを鳴らせと書いてある! |
魚の他には、この地方特産の小さな白エビはローリエとウイキョウで味付けされて茹でたものを売っていたが、これが絶好の食前の付け合わせとなり、毎日朝晩を問わず食卓に上がることとなった。このほか同じく自家製の、魚のテリーヌとかペースト、スープ、それに特産品のボルドー風八つ目鰻なる「珍味」も缶詰にして売っている。これは八つ目鰻の本の奇怪な鰻の口デッサンを見ていたら食指が動かなくなりトライしなかったのだが、「珍味」は高く売れるので、「八つ目鰻がいなくなったら地元の漁師も消える」そうである。
(写真はタラの一種のメルランと白エビを袋に入れてもらっているところ)
珍味と言えば、同じく回遊魚で淡水地区で産卵する「チョウザメ」もいて(いた?):1920年頃ロシア人がキャビアの製法を近くのSaint-Seurin d’Uzetに伝え50年頃まで栄えたのだがもはや絶滅寸前品種です。日曜日にキャビアフェスティバルと宣伝していたが???
それはともかくこの魚屋さんのお陰でほぼ毎日レンタルハウスで鮮魚のバーベキュー。こんなことは我が長き人生で始めて。
魚屋に続いて特記したいのは写真の変なラベルが張ってあるヤギのチーズ、これが上手い。ロック イン シェーブルと書かれているのは私の分析では農場のあるロック(Roc)なる地名とRockをかけてバイクに股がるハードロック娘のヤギがデザインしてあるのではと私は想像するのだが、作者の意図は謎。置いてある店も我々の見たところ Saint Thomas de Conac のコープのみで、なかなか謎が多いのです。
左奥が借りた家 |
良いものを食べた1週間!
この原稿を書いていたのはパリに戻る列車の中でだが、トイレにも行きたいしと入ったボルドー駅前のバーで食べたハンバーグ、これぞ何が入っているか分からないような代物で(旧関連掲載)、久しぶりの悪食に胃がどぎまぎしているのが分かった次第。
(ちょっと調べたけどやはり魚屋もチーズもHPないみたいです)
追記:難を言うならワイン。ジロンドの向こう側はメドックなのだけど、、、
ボルドーに行った際、市の中心部のLa Petite Commerceと言うお魚専門店に入りました。安くておいしいと有名なお店らしく、たいへんなお客でにぎわっていました。八つ目鰻も食べました。ぜひお立ち寄りください。また、La Tupinaと言うお店はかなり有名なお店のようなのでご存知かもしれませんが、ボルドーで食べたなかで最もおいしい店でした。
返信削除コメントありがとうございます。またボルドーは行く機会があるでしょうので八つ目鰻、次回は怖がらずに食べてみたいと思います
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