2016年9月20日火曜日

出稼ぎがバカンスに

Pourquoi le séjour de travail est devenu assez oisif?

Tout d’abord le service technique de "Sentiers des Arts” a été excellent : très bien organisé et disposé à aider aux artistes.
Deuxièmement j’ai demandé à un couple d’amis de venir m’aider en voiture. (En fait je ne conduis pas) En résultat le travail avance trois fois plus vite.
Troisièmement  la période de travail proposée était très courte (moins d'une semaine), j’ai conçu donc un projet très peu “in situ” : j’ai fabriqué les papillons en carton de packaging alimentaire dans mon atelier parisien. En fait c’est carrément un contre-pied de ce que je faisais jusqu’au 2011 où j’ai arrêté « les travaux dans la nature ». (Voir la vidéo suivante).
Alors pourquoi ce virement ?   Tout simplement ce type de travail sain (en plein air, rencontres avec des  gens…) a commencé à me manquer. Par ailleurs le paysage de cette région peu connue me semblait très beau (en fait il l’est. A découvrir). De plus le budget m'est assez confortable! Donc je me suis inventé une nouvelle voie : métamorphoser des emballages perdus en poésie. En fait « Vache qui ne rit plus »  + Papillons de Gagny a fait ça :)


今日は本題:何故出稼ぎ出張がバカンスになったか?
経緯を書くと:

ボルドー駅で今回の私の運転手兼アシスタントを務めてくれる、車で大旅行中のカップルのGさんとCさんに拾ってもらったのが日曜(11日)の午後。そして宿泊先へ。今回はジット gîteと呼ばれる観光客用の一軒家を1週間借りた。人気のない地方で、かつバカンス明けだから、3人の宿泊と考えるとものすごく安いこの宿、農家の家督屋を改造した古い石の建物は外観はこじんまりした感じだが、内部はサイトで見た写真の感じより広くて大満足(実は寝室が3部屋もあるのでお客さんが来ても大丈夫なぐらい)。作業場所である古い漁港への近いのが一番という基準で選んだので低地帯にあると思っていたのが、葡萄畑が見える小高い丘にありなかなか心地よいところだった。(詳しく知りたい方はコチラ

作業初日の月曜日、最初の予定では雑草を伸び放題にしてもらってその中に伐採した木の枝を杭にして金網を張り、蝶々を針金でそれにつけるという計画だったが、今年の夏はこのジロンド河口地方は特に猛暑で雑草は伸びるどころか「枯れ野」の風情。1~1.50mに切った枝を注文しておいたのだが、現場に届いた木はただ切り出された低木そのままで、わたくし用なのかも疑ってしまう。こう状況に合わせ急遽プラン変更、木をそのまま地面に立てることにした。それを技術班チーフに告げると午後一番にエンジンドライブの「ボーリング機」を持って4人チームが駆けつけてくれた。「これはあっという間に穴が開く」と思いきや固い地盤があって意外と難航、汗だくでほぼ力尽きるまでやってもらった。

私も色々の企画に嘗て参加してきたが、こんなに迅速にしっかり助けてもらえるのは珍しい。このお陰で準備はグンと進み、立案時は一人でするつもりだった蝶の取り付けを3人掛かりでしたら火曜日の晩には大体もうさまになって来たのであとはもう余裕、前回書いた港にある唯一の魚屋で新鮮な魚を買い、上記の制作用に運ばれた余分な木の枝で炭火を作ってほぼ毎日バーベキューをし、少し地方観光までして、かつてないバカンス風制作となったのでした。

実際これはある意味「予定通り」。
この手のフェスティバルに参加するのを休止した2011年までの私の「自然環境での作品」* は、素材調達も制作も、できれば考案から現場でというアプローチだったのに対し、「テトラパックの蝶群」はパリ製:アトリエの建物のゴミスペースに張り紙して6月以来毎日少しずつ制作した。現場の作業はそれを何らかの方法で据え付けるだけで、昔の私には許せない楽勝プランだったのだ。それを何故許したかというと、野外で人(企画関係者や他のアーティスト、それに住民)と会って制作するのは心身ともに健康に良いし、この全く知らない、かつ自分から行きそうもないジロンド河口地方、写真で見るときれいそうだ、そしてしっかりペイも良いしという現金な理由。短期滞在しかできないときはこういうのもありかと考えたのでした。蝶々の作り方自体は基本的には昨年亡くなった母が老人用デイサービスで色紙を使って作っていたのを応用したに過ぎないし赤面ものですが、企画提出が通ってしまったからには責任とって作るしかないですよね。誰でも知っているものでも芸術に昇華させるのが腕の見せ所とも言えましょうが、本当のところは「安易過ぎてしたことのあるアーティストがなかったことをした」のが私のオリジナルなところでしょうか(=オノ ヨーコのおみくじみたいに)
 
企画は意外に受けていて大きなポスターにもなっていました~♫

現地では蝶々は風に揺られて、てふてふと、、、

参考:
* 以前の仕事と私が何故止めたかのビデオ


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