2023年7月15日土曜日

残った納入品と花火

これが私の荷物でしたが
お笑いです。知り合いの車に大きな作品と私と一緒に出発するはずだったのに、おそらくは彼の家族の荷物で作品の入るスペースがなくなって、、、
私だけなら乗れるのだが、実はまだパリにいて終えた方がいいことも色々あって、やめー。
せっかく冷蔵庫の残り物食べ切ったのに〜(笑)
 
ことの次第は5月に戻る:
 
作品をいくつか持っている知り合いコレクターのカップル、5月の二人展の期間はずーと田舎に行きっぱなしで、見てもらえないなぁと諦めていたのだが、展覧会の最終日にその一人が画廊に来てくれた。私は歯医者さんの診療日で行かなかったのだが、画廊から「大きなドローイングが売れた」と電話があった! 私には急に最後に表れてもう田舎にほぼ引退だし「まさか」だったが、買ったPさんもそのつもりはなかったから当人もびっくりした!?:これって「心揺さぶった」ということなので嬉しい限り。
 
画廊主が領収書のために名前を聞く− その姓Dは「あれっ?」と思う名前なのだが、その彼らの新しい田舎の住所を全く他人の画廊のスタッフは承知していた! 「なんで〜?」 実はその家はスタッフの奥さんのものだった(つまり売主)ということで、、、 
 
「ありえないよなー」と後日(=買ってもらった作品は展示してあった糸杉シリーズの未公開作品で、展覧会の後いつものように私自らアトリエで額装、それができた際に)話していたら、スタッフさんは夏休みにその村に行くという。じゃあ一緒に持って行こうよということに決定! これが前回書いた「南仏への急な出発」の所以だった。
 
それが昨晩電話があって、結局車にはいらないことが判明!梱包したから縦横10センチずつは大きくなっているが、子供三人の家族、荷物が満載されて余裕が無くなったのだろう。
座席はあるから来るかーと言われたが、 まが抜けているし、コレクターさんの家も夏休みで家族が来るので一泊しかできないし、それになんといってもパリで進めたい仕事がいくつもあって〜、、、:これで話は冒頭に戻りました。
 
しかしせっかくしっかり準備したのにこんなことってありか〜? なんか気が抜けてー、昨晩はテレビで花火を見た(昨日はパリ祭)。
テーマが「フランス海外領土」がテーマで花火の色も南国風に赤、黄、オレンジ、緑といつもと配色が異なり、音楽も楽しいし、かつ風が強かったのかエッフェル塔から放たれる花火がシンメトリーにならずに流れるところがよかった!
しかしエッフェル塔、シャイヨー宮、シャン・ド・マルス(公園広場)、このために作ったとしか思えないほど素晴らしいロケーションじゃないですかと7月14日の花火を見るたびに思う。死ぬ前にシャイヨー宮の上あたりから本物みたいなー
 
 

 
今日になりコレクターさんとその後に会いに行く予定だった田舎の知り合いに電話して、第3の訪問予定先だったMさんに電話して考えるところ、Mさんのところは勝手知ったるリュベロン(例の21年に2ヶ月も滞在したドラ・マールの家のある地方)、あそこは天国、「やっぱり息抜きに行くわ〜」とまたまた予定大変更。
 
それから一気に、南仏から戻ったらすぐ手をつけられるようにと昨日水張りしておいた紙二枚にドローイングしました:テンパってます(笑)←それほど焦るほどのことはないのだけど、この夏はできればした方がいいということがいっぱいあって。。。


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