2019年1月8日火曜日

こいつぁ春から縁起がいい(かも)

「春から」と言っても1/5日、寒い中サンドニの展覧会 * に行くのに道を急いでいたらサッカーボールが転がって来た。そのボールが後ろ足の踵に触れたのだが、その足を前に出すとそれに吸い付いたようにボールが移動し、足の間に挟まったようになりもうワンステップ移動、第三ステップ後にボールを後ろにやったら、周りにいた(ディーラーらしき?)黒人のお兄さんたちが「すげ〜!!!」と大声で喝采。本人も全く意識していない、偶然がなした「オリジナルなマルセイユルーレット」だから「観衆?」はぶったまげただろう(勿論私も)。おそらく私の人生で路上サッカーで時間をつぶす若者たちに尊敬の念を抱かれるのはこれが最初で最後であることは100%絶対確実。かつてのサッカー少年、結構気分高揚しました(笑)

それから昨日、G君が注文したカレンダー**を取りに来て語るに、脳神経科医と精神科医と食事をしたのだが、結局「キチガイのアートというのはあるのか?」という彼の素朴な疑問は解決しなかったとか。それに対して私は「フランスだろうとドイツだろうと日本だろうと、キチガイの定義は異なっても精神病患者たちに絵を描かせると、人種、文化、教育によらず同じような(多くは偏執狂的な)作品を生まれる。だから『キチガイのアート』はある!」と断言。でも「気違い」でなくてもそういう絵を描けるだろうという反論に対し、「そういうのはpréméditation ***(予めの熟慮)がある。それがアーティストとキチガイの違い」といつもの私にはない明瞭な説明、G君は感心。私も自分ながら結構良いこと言ったと意外。

だから今年は足も頭も調子いいかも。

といいながら夏休みに始めたのだがあまりにも空気が悪いのでやめてしまったジョギング(参考記事)の代わりにはじめたアトリエ内での縄跳びでは、50回もすると足も頭も朦朧として来る。。。かついつもの大晦日のパーティーで朝寝・昼起きで、新年早々したことといえば「後始末」のみ。それ以降もその時間帯に染まり、早く寝ても昼まで寝るような体たらくで、、、だから以上はその中でキラっと輝いた唯二のことがらでした。

では皆様、今年も宜しく

大晦日以来アトリエはこんな感じに片付いています
12/28の最後の美術愛好家の訪問までは9月に描いた巨大ドローイングが飾ってあった


 
* サンドニのHCE画廊の展覧会は12/10に写真あり。と言っても見てもらえないので一枚再掲載


** 人気の少数限定絶版カレンダーはこのビデオをご覧あれ
*** この単語は「計画犯」なんていう場合の「計画」にあたります

それから旧ブログに7年前に書いた記事
アートのユートピア
これはアールリュットについてでしたが精神病患者のアートアールリュットはイコールではありませんが内包されるので。

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