2013年6月4日火曜日

ゴムボートに乗る消費経済

救難ゴムボートに乗った宣伝バルーン
 Note pour les lecteurs francophones : Au numéro précédent de ce blog, j'écris brièvement de l'installation de Gianni Motti à Perrottin : les billets de $ suspendus. Comme il n'y a que ça dans les 3 salles, je l'ai trouvé « cool ».  Mais quand j'ai lu que le budget de l'exposition avait été consacré pour acheter ces billets ainsi pour critiquer la crise financière,  j'ai trouvé ça stupide ou même malsain de la part d’eux, surtout la galerie qui est en pleine dans les affaires d’art contemporain. Je trouve les travaux d'Arnaud plus judicieux et les présente ici comme un bon exercice de critique artistique vis-à-vis de  l'économie actuelle. 

  昨日の有名画廊の「バツバツバツ」を見るぐらいなら、アート・ラバーのドミニクとミシェル夫婦のパリ郊外モントルーユにあるボランティア展示スペース(?)APACCの方がよっぽど良い。今催されているのは "La vie après Duchamp"(デュシャン以降の人生)と題され、Mark Brusse(マルク・ブリュッス)、Daniel Nadaud(ダニエル・ナド)、Arnaud Cohen(アルノ・コーエン)の世代、アプローチの異なる3人アーティストの、マルセル・デュシャンのレディ・メイドを継承する作品を展示している。
上の写真の奥の彫刻
何故この展覧会と XXX を引き合いに出したかというと、コーエンさんの作品が巧みに現在経済への批判を「モノ」を使ってビジュツ化しているからだ。 解釈は皆様各自に任せますが、僕らでも見つけられる物をこんな風に組み合わせて、、、というのはただドル紙幣を見せられるよりよっぽど楽しいでしょ?
この人は、自分の家の建築現場を史跡のようにガイドするビデオとか、「簡単アート」ができる面白い人だ。(今月18〜23日渋谷で Dialy of Thief というグループ展があるそうです)

ナドさんは古い道具などを組み合わせて新たな詩的な道具を造り、ブリュッスさんはいつものように審美性を無視したような意味深げで不可解な「物」を展示。

仏語が読める方はキューレーターClaude Guibertさんのブログをご参照ください

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