コート・ディボワール、バッサムの涙するマリア様 |
さて子を思う母親の代表のマリア様、彫刻になっても涙を流すという奇跡を世界中で起こしているが、昨晩私は天からその作り方(の一つ?)を授かった。
昨日の晩隣人から「台所からポツポツ水滴が落ちてくるがお前のところは大丈夫か?」尋ねられた。自慢でないが私の地下アトリエは水漏れ被害のメッカで、入居当時は毎年被害を繰り返し保険会社に匙を投げられたぐらい。すべて建築の工事・管理ミスが原因だったので、幸いにして対策が打たれてなくなったが、何かあると水は低いところに流れるからいつも怖いことには変わりない。
早速アトリエの壁を見回り、物置部屋に入ったらびっくり、壁にかけていた50センチ四方のキャンバスに紙を貼った、黒字に塩の結晶のストライプの塩のデッサン のストライプが消え、それどころかストライプのあったところから何本も水が垂れていいる。壁は別に湿っぽいこともなく普通なのだが、、、。その写真を掲載するかと今朝撮りに行ったら、垂れがほぼなくなり、うっすら白い線がまた現れてきているような気もする。
昨日の書いたように、この数日は雷雨で暑くて湿っぽい天気で、気象庁サイトを見ると湿度はしばしば95%近くに達している。つまり塩がどんどん空気中の水分を吸収したところに急に温度が下がって水を出した?
私の塩の絵(特に買ってもらった絵)にとってはゆゆしき一大事だが、「生き物」として楽しんでもらうことにして、、、(こんな美術作品なかなかないですよ〜、納屋の絵もどうなるか楽しみで、、、)
もうお分かりだと思うが、ここで秘伝「奇跡の像の作り方」:マリア様の眼の裏に塩を隠し入れておけば時々涙し、キリスト様の胸の傷の奥に塩と赤いピグメントがあれば血も流れ出るはず。
納屋の絵は4年前の作品で、こんなことは初めて。やっぱり奇跡ではないでしょうか?
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