さて、展覧会の成果を書くべきなのであろうが筆が、というより気が進まず、サッカーのこともサルコジのことも最近の展覧会のことも書かずに日が経ってしまった。
やっぱり今日も気が進まないのでサッカーのことでお茶を濁そう。
今年のフランスチームはヨーロッパ予選をやっとのことで落ちこぼれずに済んだものの 、何処まで行けるか頼りないものだった。それが今晩は準々決勝でドイツと対決する。
私はサッカーが好きだ! 実はフランスで20年前にそんなことをいうと「これは全くのノー足りんか」とぎょっとされるものだったが、、、98年のジダンが率いたフランスチーム優勝以来、何故か大勢の人がサッカー好きとなり、今や大統領もエリゼー宮でサッカーを観戦する時代となった(世論対策:ただの人気取りだと思うが)。
しかし私はというと、サッカーがますます「金儲けの機械」になるに従ってサッカー離れを余儀なくされてきた。というのもサッカー中継のほとんどが民放ケーブルTVに取られ、契約なしでは見られない。今回のワールドカップでも我が家のTVで見られるのはフランスチームの対戦以外は僅かに限られている。例えば準々決勝の他の3試合は見られない。まあ見過ぎにならなくていいのだが、不思議なのは普通のニュースが大幅に減って「ワールドカップ討論会?」番組が花盛り。見てない試合の解析されてもしらけるというか、全く楽しめない(ゲームのビデオもないし)。この状態を一蹴してくれたのが月曜夜から火曜に渡るサルコジーを「拘置」しての検事による不正行為容疑の喚問取調べ。そして水曜にはサルコジが夜のニュースで反論。内容を丹念にフォローしなくても「政治」番組が楽しめるのは何故だろうか? サッカー選手は今や金で買われる傭兵と化したが、それに比べ政治家の方は自分の欲望を見せ隠ししつつ「悲喜劇」を繰り広げる「人間味」があるからかも。
昨晩はサッカーかサルコジかとTVをつけたら両方ともなし。それが何と1982年のワールドカップでの仏独戦をやっていた。これ、私はサラリーマンを辞めてブラブラしていた頃だから見てます。プラチニ、ジレス (写真右)などが活躍しフランスが優勢で、延長戦で一時3:1となって優勝と思われきやドイツが追いつき引き分け、ペナルティ合戦でフランスが負けた(長丁場と知っているので流石に私はハーフタイムまでで止めました)。かつドイツのゴールキーパーの暴力的突進でフランス選手が失神したという有名な「因縁試合」なのだが、、、。何なんだろうな〜、今晩の対戦を前に今更「復讐」意欲を煽るようなこんな試合を放映して、、、(私は純然たるサッカーファン、試合が面白かったらいいので、どこの国でも応援するし、どこの国も応援しない。だからバーなんかで大勢と観戦するのは苦手:いいプレイがあると相手国であろうと歓声を上げてしまうので)
サルコジ君のことはまた書くでしょうが、今の起訴の起因は3月の「サルコジ疑惑のカウンタ・ブロウ」をご参考に。
実は昔のヤフーブログが閉鎖されて以来、昔書いた記事のリンクを再度し直すはめになって、これが膨大な仕事で、、、記事が関係する折にすることにしています。ジダンの記事のリンクもしようと見たら彼が「頭突き」で引退した2006年7月初旬には(恥ずかしや〜)一杯書いてました!!!
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