コルフの落書き |
何れにせよその点老人はずーっとスマホなしで暮らしてきた世代だから、例えば連れて行ってくれるとか、答え+αがある。ただ暇だという以上に、どうも老人は私がどう困っているかという察しがきくが、若い人たちはその能力が欠如、というかそう言う経験がないのでは? この推察どうでしょうか。正しいとしたらもう世界中何処に行っても「道をきくなら年寄り」です。
ところでギリシャで不思議だったのは海に近づいても海の匂いがしない。日本でもフランスでも海岸近くなってくると「磯の香り」というか、浜辺に近いことが鼻でわかるでしょ、あれがなくて、突然海があった!
つまりものすごく乾燥している? もしそうだとしたら、暑いし、海はあるし、、、
何のことかというと「海水でドローイングするのにパリにいるなんておかしいのじゃない?」とよく質問をされるのだが、答えは簡単:「海岸近くなんか湿度が高過ぎてダメですよ〜」 そう言い続けてきたのだが、、、。だからちゃんと作品が定期的に捌けるなら、ギリシャにアトリエを持って、、、それこそ夢のお告げ通りギリシャで死ぬことになるのかもしれないが、、、今のところ正夢どころか夢のまた夢の夢ですね〜(関連投稿)
ギリシャに行く前にcollectionairというサイトで作品を扱ってもらえることになって、急に作品発送せねばならなくなると困るから太いチューブを3本も買ったのだけど(パリの画材屋の品揃えが当てにならないのはよく書く通りで)、楽観的過ぎたのか全然反応なし。アポロン、アテナイをはじめとするギリシャの八十万の神々にお祈りしてくるべきだったかなァ?
いえいえ、美術館入りしてご利益なさそうな神々より当てになるのは人間の皆さん。「サクラ」でページを見て人気を上げて下さい。将来のギリシャのお宿の為と思ってよろしくお願いします。
去年の「卵」の数々はものすごくデリケートな仕事(右写真)であっという間になくなっても不思議でないと思うのだが、、、。
https://collectionair.com/artworks?filter_artist=990579163
私はこんなだから「作品を売らない」という人は偉いなあと心底思うのです。数日前公園で木を見ながら話した老婦人は、旦那さんが建築家だったのに「売らない画家」になってしまい 、勿論奥さんが生活の糧は稼いだのだが、旦那は人が買いたいと言うと怒鳴りつけたそうな。羨ましいと言おうか、私の場合そういう奥さんを見つけるのも夢のまた夢でしたねー。
追記:名古屋のLギャラリーの6/3-18のグループ展で数点小さな作品が展示されますのでこちらも宜しく
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