2014年9月24日水曜日

自らの考古学

前回載せた杉本博司のインスタレーションの写真、何か馴染みがあると思ったら、2010年秋にスペインの田舎町エッチョで作った私のパーフォーマンス用のスペース(写真右)と似てる? 壁と丸い庭、ひょっとしたら我々(日本人あるいは人類?)のイメージのアーキタイプに入っているのかも。杉本さんのはすべて美術館の中に廃墟を建造しているのに対し、私は既存の廃屋を使わせてもらっているのでアプローチは真反対かもしれない。
この時のことは旧ブログ「羊パー…」に書いているのでそれを、それに後で「羊を待ちながら」という下にリンクしたビデオ(歌?)を作ったのでこれもご参考に(歌の間は画像なし、3分以降のプレリュード部分にスライドショーが少し入ります)。写真では子供達、楽しそうに「メーメー」と合唱していますが、杖をたたいて柵の中に入れた時は怖がった子や大人もいたんですよ〜。過去を見て「あの頃は頑張ってた」って思いつつ楽しめるなんて、もうやっぱりあかんかなー。

まあ「坂田英三の作品」の回顧作業なんぞしてくれる人はいないから、自分で掘り起こして、、、。9/21のニース大学の「ツバメの巣」も昔サイト内にページを作っていました(すっかり忘れていた)→こちら(21にもリンク追加済)

古いブログもリンクのために読み直すと面白いことがある。例えば8月にアルデッシュからニースに連れて行ってもらったGさんのことを書いた08/7/28には、Gさんを主役に抜擢した映画監督のセバスチャン・ベベデール、「将来有名になるかも」と書いたが、彼の最新作『2つの秋、3つの冬』日本語記事 は今夏日本で封切りされたぐらい各国でヒットしているみたい。
肝心のGさんのニースでの舞台『ペール・ギュント』(イプセン作、イリーナ・ブルック脚色)は明日25日から→こちら

みなさん活躍していて、、、私「自分の考古学」なんかして楽しんでる場合じゃないよなー(とほほ)




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