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2026年6月2日火曜日

「キス集め」で見る時代の変遷 L'évolution des temps à travers la collecte de baisers

Vous trouvez une résumée française en bas 

ヴェニスビエンナーレで久しぶり* に復活した「キス集め」だが、この "Baisers Sans Frontières" (「国境なきキス団」)の起源は1998年に遡る。あるイベントで偶然はじめた参加型企画だったがあまりにも面白いので自分でびっくり、ではいっそのこと2000年までに2000枚集めてキス展をするというチャレンジ目標を立て、その実現にむけてキス集め用の台車を作って色々な街頭フェスティバルなどに参加してその数年間ずいぶん頑張ったのだった。

この企画が面白い理由は、白葡萄を使った奇妙なプロセスなので、葡萄をかじってちょっとカードに投げキッス風の人もいれば丹念に唇をなぞってカードを机の上に置いて恭しくお辞儀をするようなキスをする人、はたまたベトベトに果汁で濡らした口でカードが折れるまで情熱的なキスをする人と、各人それぞれ個性あふれる反応をし、その微妙な違いの結果が二つとして同じでないキスマークを生み、性格判断まではいかないが「この人がこんなふうにキスしてこうなるのか」と収集作業をする私もやっていてなかなか楽しめるのだ。もちろん参加する人もキスがバーナーで現れてくる「あぶり出し魔術」の瞬間ばかりでなく他の参加者のキスの仕方とかその結果の「絵」を比べたりして楽しんでもらえる。私もこの人生いろいろやってきたがこれが人生一番のアイデアと自負していて、せっかくヴェニスビエンナーレという晴れの舞台で発表できる機会がもらえたのだから絶対「キス集め」もすることに決めたのはそれゆえだったが、それがちょっと不完全燃焼気味に終わったのは前々回の投稿に書いた。

ヴェニスでのキス集めが具体化しつつあった数ヶ月前、アルジャントゥーユ Argenteuil というパリ郊外の街の公園で週末にアーティストが野外制作する企画の公募があって、勢いで(?)出したのが入れてもらえた(応募に出せばほぼ100%当選の自信はあった。というのはアルジャントゥーユは1870年代モネが住み**、そのセーヌ川畔では他の印象派の画家も来て絵を描いたので「印象派の街」を市は売り物にしているのだが、今年はモネの没後100年でこの企画も「モネへのオマージュ」という副題付き、多分ほぼ全ての企画はダイレクトペインティングだろうから「変わり種」の私の企画は絶対入るだろうと。でも問題は「何でキスがモネなの?」これに答えないと応募書類が書けないわけで、こういう妄想的発想はAIはもっとも苦手とするところのはずだからちゃんと自分で頭を捻り企画書を作文した。このでっちあげ(笑)に関しては言うのも恥ずかしいのでご自分で想像を膨らませて考えてください。)

ということで今週末はアルジャントゥーユの音楽院の横でキス集めをした。土曜は最高気温34度!日曜は打って変わって一気に22度の涼しさ、熱かろうと寒かろうともっとも危惧した雨天は避けられたのでそれは何よりだった。私も心配はしたが企画を組む街にとってのほうが大変な冒険だったろう。でも1週間続いた猛暑のせいか「母の日」のせいか人通りはまばらでこれには困った。キス集めは売店とは違ってスタンドたてていれば人がやってくるようなものではなくて客引き商売(笑)、百戦錬磨の私としてはせっかく来ているからには少なくとも100枚程度のキスの壁は作らねば「国境なきキス団」の名に恥じる?!😅

だから通りがかる人に声をかけるのだが、通行人が少ないのは大ハンディー、今やそれ以上に多くの人は携帯片手で歩きながら話してるでしょ、これは困る。大抵こういう人は忙しがり屋だし。そうでなくても大抵の人は、例えば子供を迎えに行くところでとか何やらでいつも忙しいのだ。これが勧誘拒絶の第一の理由。他にもブドウは嫌いだとか、糖尿病だとか、ノンの理由はいろいろあるが、今回初めて遭遇したのは:
 
「このブドウは有機栽培か?」
「注意せずに買ったのだけど多分違うと思う。でも食べなくてもいいんです。皮剥いて果汁を唇につけるだけだから」
「だめだめ農薬は表面に多いから。それにブドウの栽培は特に農薬たくさん使うんだよ」
 
という厳格な健康主義のお兄さんでした。ははは、やっと表題に辿りついた(笑) 
 
 
このぐらいのことで撃退されるのだから百戦錬磨でも何でもないが、キス集めのおかしいところは、面白がって「勧誘」に出かけてくれる人が出てくること。今回は市の係(これは半分公務だが)はもちろん、今回はオーケストラの練習に来た日本人女性が団員に声をかけに行ってくれて大助かり。ブログ読まれるかどうかわからないが、ありがとうございました!
 
 
それにも関わらず30、31日の午後のキス集めの結果は上記写真のとおり92枚にしか達しなかったのだが、今回集めたモネに捧げたキスはアルジャントゥーユ市に「寄贈」したので何かの機会に展示して使ってもらえるとしたらそのぐらいでちょうど良かったかも。
 

注

** 「アルジャントゥーユのモネ」についてのウィキ 

 

* 前回は2013年のアミアンのヌイブランシュ(白夜)フェスティバルに遡る。これは夕方から夜中まで続くイベントで、単なる通行人ではなく当から面白そうなものを見て楽しもうという人々が来ているので「客引き」などしなくても大勢の人が列をなすほどの賑わいで完全燃焼。キス集めは私自信は忙しく写真とか映像を撮る余裕がないのでアミアンでは当時仏国立映画学院をでたばかりだった(と思う)畑明宏さんに来て撮ってもらった。おかげで貴重で美しい高品質なドキュメントとして残った。その畑さんは昨年初の長編映画の"Grand Ciel"が劇場公開され評価も高いようだ。私は日本に長期滞在中だったので見逃しているのだが😅、これに関連し理知的でしっかりした彼らしい日本語でのインタビュー記事がありますのでお読みください。

 

 追記:2013年は何がきっかけだったか忘れたけれどアミアンの他にイスタンブールのアートフェアと南仏で、その前は2003年のパリのヌイブランシュまで遡る。つまり2000年企画以来ずーっとやっていると誤解する人もいるのだが全然そんなことないのです。 

今度はまた十数年後?などといわず、アルジャントゥーユの企画でもらえるギャラ使って欲求不満解消にヴェニスへ再臨しようかな(笑) 


 
Résumée en français
 
La « collecte de baisers », qui a fait son grand retour à la Biennale de Venise, trouve ses origines en 1998 avec « Baisers Sans Frontières ». C'était un projet participatif lancé par hasard lors d'un événement, mais je me suis moi-même surpris à le trouver tellement intéressant que je me suis fixé comme défi de rassembler 2000 baisers pour l'an 2000 en vue d'une exposition de ces baisers. Pour y parvenir, j'ai fabriqué un chariot dédié à la collecte de baisers et j'ai participé à divers festivals de rue, travaillant d'arrache-pied pendant ces années.

Ce projet repose sur un processus inatendu utilisant des raisins blancs : certains croquent dans le raisin pour lancer vite un baiser à la carte, d’autres tracent délicatement leurs lèvres avec du raisin avant de poser la carte sur la table et de s’incliner respectueusement pour y poser son baiser, d'autres encore qui, la bouche trempée de jus, embrassaient la carte avec passion jusqu’à la plier. Chacun réagissait à sa manière, et les subtiles différences donnaient naissance à des traces de baiser toutes différentes les unes des autres. Sans aller jusqu’à juger de la personnalité de chacun, je prenais beaucoup de plaisir à collecter ces traces en me disant : « Telle personne embrasse ainsi, et voilà le résultat ». Bien sûr, les participants peuvent non seulement profiter du moment de magie où le baiser apparaît grâce au chaleur, mais aussi s’amuser à comparer la façon dont les autres embrassent la carte et les images qui en résultent. En fait je suis convaincu que c'est carrément la meilleure idée que j'ai inventé dans ma vie d'artiste . C'est pourquoi, ayant eu la chance de pouvoir me présenter sur la Biennale de Venise, j'avais décidé de ne manquer pas de montrer ce "projet de baisers" 

Et ce week-end, j’ai fait une nouvelle collecte de baisers à côté du Conservatoire d’Argenteuil dans le cadre d'un événement culturel de la Ville. Le samedi 30, la température maximale a atteint 34 °C ! Le dimanche 31, le temps a radicalement changé, avec une fraîcheur de 22 °C. Qu’il fasse chaud ou froid, le plus redouté – la pluie – a été évité, ce qui était la meilleure chose qui pouvait arriver. Par contre à cause de la canicule ou d'autre raison, il y avait peu de passants sur mon site.
 
De toute manière, contrairement à un stand de vente, la collecte de baisers ne fonctionne pas simplement en installant un stand et en attendant que les gens viennent : il faut aller chercher les clients 😀.  C'est donc je m'adresse aux passants, mais le fait qu'il y avait peu de passants était un gros inconvénient. Et puis, aujourd'hui, la plupart des gens marchent en parlant au téléphone, ce qui complique encore plus ma tâche. D'ailleurs la plupart des gens sont toujours pressés, par exemple parce qu'ils vont chercher leurs enfants ou pour une raison ou une autre. C'est la principale raison pour laquelle on refuse d'y participer. Il y a bien d'autres raisons, comme le fait de ne pas aimer le raisin ou d'être diabétique, mais voici ce que j'ai entendu pour la première fois cette fois-ci :
 
« Ces raisins sont-il bio ? »
« Je les ai achetés sans faire attention, mais je pense que non. Mais vous n'êtes pas obligé de les manger. Il suffit de éplucher et d'en appliquer le jus sur vos lèvres. »
« Non, non, il y a beaucoup de pesticides à la surface. Et puis, la culture du raisin utilise particulièrement beaucoup de pesticides. » 
 
C'était un jeune homme très soucieux de sa santé et de l'écologie. Ha ha ha, j'en arrive enfin au titre de cet article 😅 

Si je me fais repousser ainsi, je n'ai pas vraiment de talent pour convaincre les gens. Mais ce qui est drôle dans la collecte de baisers, c’est que je trouve souvent des personnes qui s’amusent à venir m’aider à recruter les candidats. Cette fois-ci, outre les services municipaux (ce qui est à moitié de leurs travail) , une Japonaise venue à la répétition de l’orchestre est allée parler aux membres de l’ensemble, ce qui m’a été d’une aide précieuse.
 
Malgré cela, comme le montre la photo, je n'ai récolté que 92 baisers lors des après-midis des 30 et 31 ; mais comme j'ai fait donation à la ville d'Argenteuil de ces baisers, si ceux-ci peuvent être exposés et utilisés d'une manière ou d'autre, ce nombre était probablement approprié.  
 
P.S. : Je ne me souviens plus ce qui m'y a poussé en 2013, mais j'ai participé à La nuit Blanche Amiens, à la foire d'art d'Istanbul et à une autre événement dans le sud de la France ; avant cela, il faut remonter jusqu'à la Nuit Blanche à Paris en 2003. Certains pensent donc à tort que je fais cela sans interruption depuis le projet pour l'an 2000, mais ce n'est absolument pas le cas.   
 

2026年5月23日土曜日

ビエンナーレ、ジョージア館の展示

ヴェニスビエンナーレ、ろくに「見学」もしてないのに自分の作品の写真もちゃんと撮ってなくて困ったなと思っていたら同僚のカリム君がしっかり紹介してくれた!!!🙏🙏🙏

彼のページにはジョージア館の展示を物語る投稿が続いていますのでご参考に

 

2026年4月27日月曜日

情けなきニュースと輝かしきニュース:雨とヴェニス

最近の私のニュースと言ったら「アレ」に決まっているがそれは後にして悲しいニュースから。
でも「悲しい」という形容詞がいいのか 「がっかり」というのがいいのか「腹が立つ」というのがいいのか「やっぱり」というのがいいのか、、、まあ全てある。
 
パリ市の美術コレクションというのがあってパリ市は毎年美術作品を買うのだが、その募集が冬にあった。私の雨の絵はほぼ全てがパリの雨だからやっぱりパリの公立機関にもあって欲しいと思っていたので昨年9月のアーティストの日に壁に飾った写真の12枚をセットで思い切って価格ゼロ、つまり寄贈の提案をしたのだが、予選(613の応募書類から100を選ぶ)に落ちたという報告が来た。この競争率からして多分「箸にも棒にもかからぬ、ただでもいらん」ってことか〜。書類を書いてるときにこれは「画廊がパリ市と取引するものかな」と思わせる条項があったので、やっぱりお仲間どうしでやってるのか? (現代美術は画廊、美術館などお互いに認め合って作品価値を高めるみんな「グル」だから)残念でした。
 
 
 
この情けないニュースに比べとても輝かしいニュース (前述の「アレ」)とは何かというと、この箸にも棒にもかからぬ坂田英三が美術界最大級のイベントと言える「ヴェニスビエンナーレ」(ウィキ)に出展するのである。もちろん日本パビリオンとか今年のテーマを扱うメイン会場ではなく、グルジア(ジョージア)のパビリオン!?
どうしてそんのことがと思われるだろうが、簡単に言えば近所のジョージア人アーティストが驚いたことに母国のパビリオンのチーフキューレータに任命され、私を誘ってくれたのだ。犬も歩けばならぬ住んでいたら棒にあたった類(笑)
 
ヴェニスビエンナーレ参加は美術の仕事をするものとしてはとても光栄なことで、これを逃しては一生そんなチャンスはない。だからロシアが参加しようとイスラエルが参加しようとアメリカがいようと、ジョージアの現体制が親露派であろうと行くしかない。「エイゾウくんいつも言っていることと違うじゃない」という後ろめたさもないではないが😅(どう自己弁護をすればいいのかヴェニスでゆっくり考えましょう)
 
友人キューレーター君が考えたプロジェクト* は、ジョージアを世界の十字路ととらえ、多くの国からの作家を招待、ジョージアへ船出して「宝」を求めにいくというギリシャ神話に基づいたもの。各国のパビリオンではその国を代表するアーティストが展示するというのが殆どで、特にジョージアのような小国が外国人アーティストの展示をするのは無理じゃないのかと思い込んでいたのでずーっと本気にしてなかったのが現実のものとなった😮
 
そこで私は何をするかというと内容ダブりますが次のとおり:
 
26年度のヴェニスビエンナーレにてパリ在住の造形作家坂田英三がジョージア(グルジア)のパビリオンに出展します。
というのもこのアジアとヨーロッパの中継点にあるこの小国のパビリオンでは、国家間の「対抗」とは逆に、様々な国から招かれたアーティストの展示をプロポーズするからです。
坂田はこの十数年来海水と墨を使ったドローイングを制作していますが、世界中の海水を使ったドローイングの何枚もを破ってその断片を再構築してヴェニスの島の地図を思わせるような作品を作ります。それに加えかつて西暦2000年のために考案した参加型プロジェクトのBaisers Sans Frontières (Kisses Without Borders)のパーフォーマンスも行います。これは以下のリンクのページにある映像を見ていただけば一目瞭然なのですが、ビエンナーレのキューレーターに任命されながら昨年没してしまったコヨ・クオの残した言葉「…人々は疲れています。私たちは皆疲れ、世界は疲れています。アートそのものも疲れています。おそらく時が来たのです。私たちには何か別のものが必要です。癒しが、笑いが必要です…」にまさに呼応する企画で、今一度ヴェニスでこの企画を行うのには意味があると思われます。

https://eizo26.wixsite.com/eizo-sakata/baisers-sans-frontieres

キス集めは5月6〜9日に断続的かつ継続的になされる予定(要確認)。作家は3日から少なくとも11日まではヴェニス に滞在します。
作家連絡先:eizo.sakata@gmail.com +33695043187

注:ジョージア・パビリオンはメイン会場のアルセナルではなくDorsoduro地区の
Palazzo Querini
Calle Lunga San Barnaba 2691 
で開催されます
 

 
ドローイングのコンポジションの方は昨年のヴェニスでのアクアムールの企画と同じ、といっても現場で割り当てられた壁に合わせて作るので同じではない(かつ学習しない性格なので設計図を作っても同じものが作れない)。
キス集めの方もバーナーを使うから歴史的建造物内で許されるかな〜???
 
こんなことならテーマとの脈略なくても大きなドローイングの代表作を一枚持って行って掛けるだけにしておけばよっぽど楽だっただろうと今更思う今日この頃😅 
ともかくドラ・マールの家もそうだったがヴェニス ビエンナーレも裏口入学っぽくて自分で気に入っている(笑)(但し大学はちゃんと表口から入ったはずです) 
 
 
付記 * キューレーターによるジョージアパビリオンでの展覧会「現代のアルゴナウタイ」の綱領:
 
2026年ヴェネチア・ビエンナーレのジョージア館は、アジア、ヨーロッパ、アフリカが交わる現代のジョージアのから、「現代のアルゴナウタイ」を送り出します。神話上の旅人たちと同様に、現代のアーティストたちは、文化、政治、テクノロジーの刻々と変化する潮流を航海し、断片化、移動、そして再生の只中に新たな航路を切り開いています。アルゴナウタイや黄金の羊毛との深い神話的・歴史的結びつきに根ざした「現代のアルゴナウタイ」は、旅を原点へのノスタルジックな回帰としてではなく、交流と変容に基づく、生き生きとした継続的な航海として再構築します。
このキュレーションの提案は、交易路の交差点としてのジョージアの長い歴史に立脚しています。そこは芸術、言語、文化が、商品、象徴、そして思想として流通してきた場所です。その意味で、ジョージアの位置づけは地理的なものにとどまらず、象徴的なものでもあります。そして現代のジョージアの交差点では、古代の神話と現代の喫緊の課題と交差するのです。
 
 (ほぼDeepLの自動翻訳) 
 
アルゴナウタイや黄金の羊毛に関して知りたい方はウィキを参考に
へへへ、私も勇者なのです😅 
 

2026年2月18日水曜日

行くか戻るか? そして我がタ個展のこと

タイトルの注:タはカタカナの「た」です😅
 
私は「日本にいついつから戻るよ」と言うと「今でも日本に戻ると感じるのか?」と質問をしばしば受ける。逆に「今度はいついつパリに戻ります」と言うのはそれほど不思議がられないようなのは暮らした月日の長さがものをいうのか?
「日本が母国だから当然戻るのだ」という帰属意識はあまり持ちあわせないのだが、フランスの国籍もないし(日本は二重国籍を許さない)いつまでたってもフランス語は間違えるしでこちらも帰属意識なし。とはいえ根無草ともいえないのはどちらの国にも幸に暮らさせてもらえた恩義を感じる人々がいて、そこに戻ってくると懐かしさ、気安さを感じるのでやっぱり私は双方向に戻るのだ。そういう意味で確かに二拠点生活なのだ。世に言うハイソな二拠点生活をされてる方達はどう思うか知らないが。
 
という次第で今年の冬は11月中旬に京都に「戻って」来た。というのも去年は12月に戻ってすでに紅葉が落ち寂しく感じたのが第一の理由。それにフランス在住アーティストの山田さんが参加していた近江八幡のビエンナーレを見るのもいいかと。(琵琶湖ビエンナーレは結構面白かって@eizo_eyesで紹介した)
 
こうして自分の名古屋の個展には2ヶ月以上も間があくことになった。
 
いつもは日本に着いてすぐ作品の額装とか案内状書きとかの展覧会の準備にかかりあれよあれよという間に展覧会となる。しかし今回は超余裕で今回の新たな作品シリーズである自分のドローイングを貼り合わせるコラージュは大方のアイデアはできていたが、こちらについてから最終決定。手持ちの額との組み合わせ、または新たな額を調達してみたりし、台紙の色とか、作品を浮かせるとか浮かせないとか、こういうことは面倒だが嫌いでないし、人にまかせた時のバッドサプライズはないから作品の額装は私は自分でやる。でも時間的に余裕があると色々なバリエーションも試してしまうから結局客人が泊まりに来た期間以外はそんなことばかりしていた😅
 
それに名古屋のLギャラリーには高さと幅が80センチぐらいで奥行きが約60センチの奥まった中心にスポットのある大きい目のニッチがあって、普通に平面作品飾ったらダメでしょ? で、ここをどうするかが(他のアーティストの方は知らないが)私には大問題で何ヶ月も前から考ると汗がたらりたらり蝦蟇状態になる。
ちなみに今までここを飾ったのは、パリで貰ったいかにもヨオロッパした額に入れた1967年の日本のユトリロ展のモンマルトルの劇場広場の絵の絵葉書と今の劇場広場に行って私が書いたスケッチ、あるいは水の屈折でアリスが伸びる毬栗で閉じられ開けるに開けれない鏡面的な2本のワインボトル、キャンバスの布地の灰汁(?)をとってポタリポタリと黄色い水の滴を落とす死海の水で描いた砂時計、前回はダンボールにマジックで描いたドラ・マールとピカソをめぐる一座。そして今回は? 良いアイデアは浮かばず日本まで先延ばし、それどころか新年にまでもつれこんでしまった!!! つまり年末に来たマダムは我が家で白いタコ軍団など全く目にしなかった。つまりこれは年始以降に作った真新作! 
 
「#キミはタコを見たか?」をマントラにして常にタコを探し続けた私、子供用の工作粘土の「びよ〜んとのびる」というパッケージングの宣伝文句がタコの足に直結。 そしてタコは環境にカムフラージュ、だから白い空間では白くなるというのがスタートポイント。その後はタコをひねり出せるかどうか?これは試行錯誤の造形の問題でどちらかというと楽なハードルとなる。 
そしてできたできた、みょうちくりんなタコ入道たちが!
でも時間があるともっと考えてしまう。京都に暮らすと和の雰囲気も入れたくなってそんなバージョンもできたが、考えすぎた時は第三者(画廊)の意見の方が正しい。かつ驚くべき超特大ワイングラス(!!!)が画廊の奥から登場し、すっきりと白のオリジナルバージョンに戻った。
 
 
‥と難題はこのニッチスペースだったが、展覧会のメインは壁でして、、、
 
 
その第一幕はこちら

 第二部はこちら

 
以上の映像にちらりとも登場しない作品もいくつもあります。  
 
名古屋名東区のLギャラリーにて2月23日までです >参考サイト 
 
最後にこれが日の目を見なかった和バージョンです(笑)


2025年9月21日日曜日

アーティストの日

今週末は先週の週末は"Les Journées Nationales des Monuments Historiques" 「歴史的建造物の日」というのがあって、これはエリゼ宮とか普通は入れないところも見学できるので非常に人気がある催し。今年はノートルダムの塔の再公開という「鳴り物」も併せてされた。
 
これを真似して今年から "Les Journées Nationales des Artistes" 「アーティストの日」ができて、アーティスト協会がアトリエオープンを呼びかけたので私も参加したのだが、こちらの人気は??? 
文化省の後盾だと謳われていたにしてはメディアで耳にすることは全くなかったし、初年度だからとは言え公式サイトで私の名を入れて検索しても何も出てこなかったし、我がアトリエの来場者はもちろん私の知り合いで2日間で総数25人ぐらいかな〜? 
アーティスト側も冷めたもので10件以上のアトリエのある建物でオープンしたのは2軒だけだった。

いえいえこれ全然文句を言ってるわけではないのです。作品展示の欲求は前回の修道院の展覧会で完全に満たされてりたので、私のアトリエオープンの目的は一にも二にもアトリエを片付けること! そしてこれには大成功! 人が大勢来ない限りそんなことしようと思わないから:実はアトリエから沢山の作品が出かけていって掃除のしやすい展覧会中の5月にするはずだったのだが何もせず、、、😅 

そして掃除ついでに出てきた2021年のグループ展用に製作した作品に手を加え、その詩を書いたヒロエことソフィに来てもらってお披露目朗読イベントをした、その時の画像が以下のインスタのヴィデオ。(前回の投稿に書いて写真も掲載してますがそれからまた変わってます)

全然来る人がいなかったらアトリエオープンを口実に片付けもしなくなってしまうだろうから来ていただいた方には一層感謝です。

 

2025年9月3日水曜日

冥土への土産は羊乳のチーズ

"King of Rats" 2021, 236x125cm
Note: En bas il y a une photo déconseillée aux personnes très sensibles
注意:下の方に感受性の非常に高い方に向かない写真があります
 
 
最近台所のオーブンの下に向かってパッと黒い影が走る。最近台所へ再度出没し出した小鼠だと思うもののオーブンの下の隙間はものすごく狭い。まさか私の目の異常かと思ったが、もうこの際やけくそに今まで全く功を奏さなかったネズミ取りを二台並べて置いてみた。
餌は私の好物の羊乳のチーズ。我が家のネズミは主人と好みがあって、日本に行って帰って来たばかりの朝市のパン屋さんのパンを、吊るしておくのを忘れたら私が食する前に見事に食い散らかしたばかりだった。
 
それが今朝なんとアベックで並んで捕らえられているではないか!!!
 
一人なら慎重なところ二人なら冒険してしまうということはよくあるが、これはその例かもしれない。  
そして2匹とも本当に小さかった! 
 
衛生上可哀想とも言ってられない。水につけて完全な死を確かめて「禁じられた遊び」もせずにビニール袋に詰めてゴミ箱に行ってもらいました。
ネズミは子沢山のはずなのでまだいるのかな〜。しつこく今晩もダブルで罠をかけてみます。
 
しかし写真を見るとオーブン周り随分汚い。ネズミがいるはずか、、、。これを機に少し掃除をしよう。今日は何時に着くかわからないフランス方式の宅配待ちだし 😅
 
右の写真はこの投稿を書いていて急に思い出した「ネズミの王」。私の小さなドローイングからヒントを得てHiloéeさんが書いた詩をもう一度咀嚼して描いた、非常に天井の高い会場用にわざわざ作った巨大掛け物作品(236x125cm)。
展覧会は私がドラ・マールの家に行った時、つまりパリは外出禁止令中に企画者が焦って開催したが、一般公開されなかった。私はプロヴァンスに発つ前に作品だけ置いて展示も任せっきりだったのだが、たしかこれは展示されなかったと思う(21年5月7日の投稿で少しだけ触れている)。その後どこにしまったかも定かでなかったが今日探し出し初めて写真撮影。
これもかなり筆を入れる余地ありそう(最近そんなことばかりしているが) 
 
 

2025年7月1日火曜日

充実のヴェニスの報告

Rapport de mes activités à Venise en mars (période de séjour : du 17 au 31 mars). 
Si vous ne comprenez pas le japonais, veuillez regarder la vidéo ci-dessous.
 
遅くなりましたが3月のヴェニスの報告(滞在期間:3/17〜31)
 
2022年8月にイタリアのエルバ島 が第1回目、続いて23年6月に第二回目をブルターニュで開催した「水」のテーマのフェスティバルの「アクアムール(Aquamour)」*、今回は飛躍的大躍進でヴェニス!!! それも飛行場を降りたら自動歩道に沿った壁にアクアムールの宣伝がズラーっと並び、こんな派手なことって私には生まれて初めてだからきわめて単純に気分高揚。私どころか企画のBさんもビックリ!

Bさんが連携を組むことになった大きな組織の会長さんともローバジェット・フライト(笑)で出会い、飛行場からこれも生まれて初めてのタクシーボートでまたまた気分高揚。ヴェネチア本島に着く頃には夕闇の帳が下り、ボートを降りた運河沿いはどこかもわからぬままBさんの後を追って歩いたらユーモラスな感じもする白い巨大なライオン像が突然目の前に現れた。その横には海神ネプチューンがずっと控えめにおり、これがアルセナル(軍港)の入り口と知ったのは翌日になってからだった。つまり私とBさんの宿(2部屋のアパート)はサンマルコからずっと東の運河を入り込んだ庶民的地区で(といえるかどうか?オーバートゥーリズムで実際には本当の庶民は大陸側から通ってくる)、ともかく観光客は中心街とは比べ物にならないほど少なく本当のヴェニス発見(?)
 
かつ私は作家としては一番乗りしたので私はその翌日から荷物運びを手伝うはめになり、小さなボートで朝も晩も運河を移動(車のないヴェニスの物品輸送はボート頼り)、乗ったことのないゴンドラも乗る必要はあるまいというほどヴェニスの路地道である水路側からの「水の都」も楽しみ、どうも今まで違和感を持ち続けていたこの街がはじめて「また来てもいいかな〜」と、、、つまり好きになった。
 
で、展示の方はというと、あなたの壁は3x4mぐらいと言われていたので大きな作品を二作並べようと思っていたが、問題は輸送。タカを括っていたのだが結局誰も車で行く人はいない。自分の自信作をチューブに入れてイタリアへ送るというのは紛失破損の可能性を考えると全く考慮外(日本の宅配のようには全く信頼できない&美術品専門の輸送会社に頼む予算はないし)
 
そこで思ったのはフライトの荷物に入るサイズのドローイングをアッセンブラージュして大きな作品にする。ちょうど5月の修道院の個展の展示作品のチョイスすることもあって昔の作品も色々引き出して見ていたから、「これはもう飾らんな〜」というドローイングの数々を破ってパーツを制作(?:これは描くよりよっぽど速い😅 ただし少しは加筆したものもある)、そしてどんな感じになるかアトリエの床に並べてシミュレーションした。我がアトリエの床はブルーなのだがこの背景色は白い紙片を浮き立てるし、それ以上にヴェニスの運河を思わせる効果があるではないか! それをちゃんと写真を撮ってパーツに番号を振った。
 
もちろん現地でその通り作れるはずも作ろうとも思わなかったが、右の「設計写真」を見た展示スペース担当者には「さすが日本人」といたく感動され、、、本当に何が他人を印象付けるのかはわからないものだ。
 
会場は長く使われていなかったかつての町工場跡でレンガ壁の状態はボロボロ、ロールペーパーを垂らして青の背景色を作るのは大正解だったが、その巻紙は日本のお店で瀬戸物などを包むために使われていた細かく切れ目が入っていて形状が変わるもの代物。波みたいにもなるから使えそうだなと目をつけた→アーティストは毎日ブラブラ何もしてないと思われるがちだがいつも制作のことを考えている人種なのです。百円ショップでもあったけどひょっとするとこれは日本にしかないかもと買って持って帰ったが計算を間違ったか完全に壁を覆うには足りなさそう。ネットで探すしかないがフランス語でなんと表現したら見つかるのかと頭を捻り、、、見つけました papier d'emballage en nid d'abeliile 蜂の巣型包装紙というんだって!(でも実は日本でもそんな名前だった😅) クラフト紙製しかないから青にするためスプレーを買って、でも一缶では足りなくて、、、なんてことを出発前日までしていてやっとこさ着いたヴェニスでの前に書いた飛行場の広告は一際感動だったのだ。(後談になるが、実は街の中には広告皆無で関係者以外で知る人はいない。すごい一大イベントのように見えるがこのようになんかちぐはぐな不思議なフェスティバルなのだ)
 
展示の話に戻ると、2日はかかるつもりだったのが壁は言われていたほど大きくはなく、また会場での手伝いもあってほぼ半日で終わってしまった! 

 
 
 
この作品はヴェニスの人は明らかに私が運河と埋立地のヴェニスを意識して作ったことがわかり、また関係者には新たな企画で挑戦だったので驚きがあり概して好評だった。 
 
そして2週目はアーティストが持ち回りで毎日展示会場にいなければならなかったはずが、ちゃんと若い学生さんが雇われていてそれからも解放されほぼ完全ヴェニスでのバカンスになったのだった😄 
 
 
ここで自己中にならぬように同じ部屋に飾られたアーティストの作品を紹介すると:

 
(上)Paolo della Corte:彼は写真をラグーンの水の中に何日も浸からせて色々なものが付着するにまかせる 
 
(下)Perrine Angly:私と同様彼女も毎回出展だが、前回とは違うトレーシングペーパーの両面にドローイングした作品を窓に貼った。
 

会場風景:真ん中は Federica Tavian Ferrighi のラグーンの島で育てた草木で染色して作ったドレスのインスタレーション
 

 先に書いたように今回はブラブラ街を歩き回り
 
 
 
消された落書きが微妙

美術館には行かず教会めぐり
 
 
サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会(Basilica di Santa Maria Gloriosa dei Frari)
のティッチアーノの巨大な「マリア昇天」
 
 




ここにベリーニの聖母子像があったのが1993年に盗まれたそうです(Madonna dell'Orto 教会) 
イタリアらしいというかこの空の額になぜか感動(多分現代アート病に毒されてているからかも?) 

 

大発見は Scuola grande di San Rocco のファンタジックでかつ力強い木彫群でした!


 

今回は遅れた報告なり見応えあったでしょう (笑) 

 

* 参考過去投稿: 

エルベ島でのアクアムール

ブルターニュでの第二回アクアムール 



 

2025年6月16日月曜日

修道院の個展での仲野麻紀さんの即興演奏

(La vidéo de l'intervention musicale de Maki Nakano ci-dessous)

 

昨日に続き修道院の展覧会の最終章:

無事に開催できた5月22日の展覧会場での仲野麻紀さんが即興演奏

麻紀さんに初めて出会ったのは何十年(?)も前のこと、彼女がオペラ座界隈、日本人シェフの影山さんが作る一味違う韓国料理の店「キムチ」でアルバイトをしていた時。いつもサービスをしているVさんが骨折をして急にピンチヒッターとして登板した。「へーえサックスね〜」てな程度の会話だったのだが一度聞きに行って見たら古い渋みある光沢のサックスから時の重みを感じさせるような深みある音が奏でられて驚いたのだったが、最近は昔より軽やかな飛翔感が出てきたような気がする。 
彼女は北アフリカ、ブラックアフリカのミュージシャンとの共演も多く、それどころかアフリカからミュージシャンを日本に連れていって公演を企画したりするというヴァイタリティの持ち主。音楽のみならず旅行をしては各地の料理を学び精通し、音楽、料理。社会問題をおり込んだ本も書くし、俳句も作るし、かつ最近はネットラジオも放送する大変な才女。
 
 
かつブルターニュに住んでいるしで、いくら彼女が好んでいろいろな場所・状況で即興しているにせよおいそれと「会場に来てボランティア演奏して」とは言い出しにくいのだが、彼女から逆に提案をしてくれてとても嬉しかった! それが前々回書いた「許可問題」でしょ、はらはらさせられましたよ。
 

ところでその最初の出会いを作った骨折したVさんは今回初めて私の作品を見に来てくれてたのだが、いつも焼肉を食べながら酔っ払ってはケタケタ笑っている私しか知らないから作品が意外だったらしく「本当にあんたが描いたのか?」と何度も尋ねられておかしかった。
そういう印象を持ったのはVさんだけではないだろうから、それだけでもちゃんとした展覧会やった甲斐がありました😅
 
ははは、これが今回の展覧会の結論です
 
 


修道院での個展の記録ヴィデオ Video record of a solo exhibition at a monastery

前回あげたYouTubeビデオを改良したいと思った。
I wanted to improve the YouTube video I posted in previous article. 
 
そもそも展示の様子を動画で撮っただけでは全く面白くないので、アフレコでコメントでも加えようかとも考えたがやはりちょっと大変すぎる(時間の問題)。そもそも最終日の5月27日からもうほぼ3週間も経とうとしているのでそろそろピリオドを打ったほうがよい。基本的にはどんな場所にどの作品をどう飾ったかという自らの記録。でも多少は興味を持って見てくださる方にもなんとか3分17秒の最後まで付き合ってもらえようにできないかと腐心して少し写真を加えて編集してみましたが、、、
 
Simply filming the exhibition wasn't interesting at all, so I thought to add narration through voice-over, but that would have been too much work. Almost three weeks have passed since the final day on May 27, so it's time to close the chapter. Basically, this is my own record of how I displayed which works in which locations. However, I tried my best to make it engaging enough for those who might be interested to watch all the 3'17", so I added some photos and edited it ...
 
あまり期待しないでみてください 😅 
Please don't expect too much 😅
 
 



 

2025年5月19日月曜日

パリの修道院での個展

フランス人のお兄さんがエレキギターで演奏をしているコンサート、そこに大遅刻して行ったのだが、驚いたことに大きなホールに観客が誰もいない。そして彼は一人で淡々とちょっと感傷的なインスタルメンタルの曲を弾き続けていた。「これじゃーだめじゃん!」
 
コンサートが終わって彼と一杯飲みながら話した。客がいないなんてまずは企画側の問題じゃないの? * 私は文句を言うべきと思うのだが彼はそれほど落胆もしていないようだった。実はこれは夢。夢のことなのでそれ以上詳細は思い出せない(夢でなくても最近記憶が危ないのだが)、、、これは今の個展で来場者待ちする私への教訓だろうか?
 
今度の木曜日のクロージングパーティーでサックスの仲野麻紀さんが即興演奏してくれるのだが「まさかその前兆って事はないだろう?」と思いつつの昨日の朝、メッセージを見たらお坊さんとアーティストの間を取り持つアソシエーションから「場所が修道院だから許可が出ないと音楽はできないのよ!」 とクレームが来ていた!
 
順序よく話すと今私はドミニク派の修道院で私としては未だかつてなく大きい個展をしていて、その会場は中庭に面した回廊。壁はたくさんあるが全体が見晴らせる大きなホールではなく長い廊下といったものなので、プロムナードするということを頭に描き、かつ決められたスケジュールが作品運搬の次の日がもうオープニングということもあり、事前にかなり作品の選択と構成を熟考。
 
結果はなかなかいいんじゃないか〜(いつもの自己満足。でもなかなか満足しない性格なので本当にいいのです)
だから大勢の人にみてもらいたいんだけど〜、これはいつもながらどうしていいのかわからない。自分で良い良いと言っても信じてもらえないから、、、 😅 
 
sns上では既に沢山出してますがこんなので(これ一部)
 

 
全体は次のビデオをご参考に
 

 
でも写真は写真。もうあと1週間のみ。こんな立派な展示はもう一生できないかもなんて思わないでもないです。
 
ところで先の懸案の音楽許可は無事おりました。
 
 
一応情報:
 
「こんなところにこんなもが」という近所の人も知らない「ドミニク派受胎告知修道院」の住所:
 
222 rue du Faubourg Saint-Honoré, Paris 8e 
 
5月27日まで10時から19時まで日曜も含め毎日オープン 

 
* 注:修道院は僧侶用と社会救済的な住居を含んでいるからワンサカ人が来るようになったら困ると言う側面があるでしょう。建物の前を通っても展覧会があるとは気づかないし、ひょっとしたら教会に入ってそのまま迷子? 逆に教会の中にはポスターがあってそれで来た人もいた。英三の作品に会うのは針の穴を通るように難しい😅