最近の私のニュースと言ったら「アレ」に決まっているがそれは後にして悲しいニュースから。
でも「悲しい」という形容詞がいいのか 「がっかり」というのがいいのか「腹が立つ」というのがいいのか「やっぱり」というのがいいのか、、、まあ全てある。
パリ市の美術コレクションというのがあってパリ市は毎年美術作品を買うのだが、その募集が冬にあった。私の雨の絵はほぼ全てがパリの雨だからやっぱりパリの公立機関にもあって欲しいと思っていたので昨年9月のアーティストの日に壁に飾った写真の12枚をセットで思い切って価格ゼロ、つまり寄贈の提案をしたのだが、予選(613の応募書類から100を選ぶ)に落ちたという報告が来た。この競争率からして多分「箸にも棒にもかからぬ、ただでもいらん」ってことか〜。書類を書いてるときにこれは「画廊がパリ市と取引するものかな」と思わせる条項があったので、やっぱりお仲間どうしでやってるのか? (現代美術は画廊、美術館などお互いに認め合って作品価値を高めるみんな「グル」だから)残念でした。
この情けないニュースに比べとても輝かしいニュース (前述の「アレ」)とは何かというと、この箸にも棒にもかからぬ坂田英三が美術界最大級のイベントと言える「ヴェニスビエンナーレ」(ウィキ)に出展するのである。もちろん日本パビリオンとか今年のテーマを扱うメイン会場ではなく、グルジア(ジョージア)のパビリオン!?
どうしてそんのことがと思われるだろうが、簡単に言えば近所のジョージア人アーティストが驚いたことに母国のパビリオンのチーフキューレータに任命され、私を誘ってくれたのだ。犬も歩けばならぬ住んでいたら棒にあたった類(笑)
ヴェニスビエンナーレ参加は美術の仕事をするものとしてはとても光栄なことで、これを逃しては一生そんなチャンスはない。だからロシアが参加しようとイスラエルが参加しようとアメリカがいようと、ジョージアの現体制が親露派であろうと行くしかない。「エイゾウくんいつも言っていることと違うじゃない」という後ろめたさもないではないが😅(どう自己弁護をすればいいのかヴェニスでゆっくり考えましょう)
友人キューレーター君が考えたプロジェクト* は、ジョージアを世界の十字路ととらえ、多くの国からの作家を招待、ジョージアへ船出して「宝」を求めにいくというギリシャ神話に基づいたもの。各国のパビリオンではその国を代表するアーティストが展示するというのが殆どで、特にジョージアのような小国が外国人アーティストの展示をするのは無理じゃないのかと思い込んでいたのでずーっと本気にしてなかったのが現実のものとなった😮
そこで私は何をするかというと内容ダブりますが次のとおり:
26年度のヴェニスビエンナーレにてパリ在住の造形作家坂田英三がジョージア(グルジア)のパビリオンに出展します。
というのもこのアジアとヨーロッパの中継点にあるこの小国のパビリオンでは、国家間の「対抗」とは逆に、様々な国から招かれたアーティストの展示をプロポーズするからです。
坂田はこの十数年来海水と墨を使ったドローイングを制作していますが、世界中の海水を使ったドローイングの何枚もを破ってその断片を再構築してヴェニスの島の地図を思わせるような作品を作ります。それに加えかつて西暦2000年のために考案した参加型プロジェクトのBaisers Sans Frontières (Kisses Without Borders)のパーフォーマンスも行います。これは以下のリンクのページにある映像を見ていただけば一目瞭然なのですが、ビエンナーレのキューレーターに任命されながら昨年没してしまったコヨ・クオの残した言葉「…人々は疲れています。私たちは皆疲れ、世界は疲れています。アートそのものも疲れています。おそらく時が来たのです。私たちには何か別のものが必要です。癒しが、笑いが必要です…」にまさに呼応する企画で、今一度ヴェニスでこの企画を行うのには意味があると思われます。
https://eizo26.wixsite.com/eizo-sakata/baisers-sans-frontieres
キス集めは5月6〜9日に断続的かつ継続的になされる予定(要確認)。作家は3日から少なくとも11日まではヴェニス に滞在します。
作家連絡先:eizo.sakata@gmail.com +33695043187
注:ジョージア・パビリオンはメイン会場のアルセナルではなくDorsoduro地区の
Palazzo Querini
Calle Lunga San Barnaba 2691
で開催されます
というのもこのアジアとヨーロッパの中継点にあるこの小国のパビリオンでは、国家間の「対抗」とは逆に、様々な国から招かれたアーティストの展示をプロポーズするからです。
坂田はこの十数年来海水と墨を使ったドローイングを制作していますが、世界中の海水を使ったドローイングの何枚もを破ってその断片を再構築してヴェニスの島の地図を思わせるような作品を作ります。それに加えかつて西暦2000年のために考案した参加型プロジェクトのBaisers Sans Frontières (Kisses Without Borders)のパーフォーマンスも行います。これは以下のリンクのページにある映像を見ていただけば一目瞭然なのですが、ビエンナーレのキューレーターに任命されながら昨年没してしまったコヨ・クオの残した言葉「…人々は疲れています。私たちは皆疲れ、世界は疲れています。アートそのものも疲れています。おそらく時が来たのです。私たちには何か別のものが必要です。癒しが、笑いが必要です…」にまさに呼応する企画で、今一度ヴェニスでこの企画を行うのには意味があると思われます。
https://eizo26.wixsite.com/eizo-sakata/baisers-sans-frontieres
キス集めは5月6〜9日に断続的かつ継続的になされる予定(要確認)。作家は3日から少なくとも11日まではヴェニス に滞在します。
作家連絡先:eizo.sakata@gmail.com +33695043187
注:ジョージア・パビリオンはメイン会場のアルセナルではなくDorsoduro地区の
Palazzo Querini
Calle Lunga San Barnaba 2691
で開催されます
ドローイングのコンポジションの方は昨年のヴェニスでのアクアムールの企画と同じ、といっても現場で割り当てられた壁に合わせて作るので同じではない(かつ学習しない性格なので設計図を作っても同じものが作れない)。
キス集めの方もバーナーを使うから歴史的建造物内で許されるかな〜???
こんなことならテーマとの脈略なくても大きなドローイングの代表作を一枚持って行って掛けるだけにしておけばよっぽど楽だっただろうと今更思う今日この頃😅
ともかくドラ・マールの家もそうだったがヴェニス ビエンナーレも裏口入学っぽくて自分で気に入っている(笑)(但し大学はちゃんと表口から入ったはずです)
付記 * キューレーターによるジョージアパビリオンでの展覧会「現代のアルゴナウタイ」の綱領:
2026年ヴェネチア・ビエンナーレのジョージア館は、アジア、ヨーロッパ、アフリカが交わる現代のジョージアのから、「現代のアルゴナウタイ」を送り出します。神話上の旅人たちと同様に、現代のアーティストたちは、文化、政治、テクノロジーの刻々と変化する潮流を航海し、断片化、移動、そして再生の只中に新たな航路を切り開いています。アルゴナウタイや黄金の羊毛との深い神話的・歴史的結びつきに根ざした「現代のアルゴナウタイ」は、旅を原点へのノスタルジックな回帰としてではなく、交流と変容に基づく、生き生きとした継続的な航海として再構築します。
このキュレーションの提案は、交易路の交差点としてのジョージアの長い歴史に立脚しています。そこは芸術、言語、文化が、商品、象徴、そして思想として流通してきた場所です。その意味で、ジョージアの位置づけは地理的なものにとどまらず、象徴的なものでもあります。そして現代のジョージアの交差点では、古代の神話と現代の喫緊の課題と交差するのです。
(ほぼDeepLの自動翻訳)
アルゴナウタイや黄金の羊毛に関して知りたい方はウィキを参考に
へへへ、私も勇者なのです😅
