2022年3月29日火曜日

今月の一大ニュース

前回のバゼリッツ展の感想も実際は2月に書いたものだったので今月は何も書いてないな〜。いろいろ見たり聞いたりしているのですけどねー。いつもながら波があります☺

ウクライナをさておき、超個人的な今月の私の一大ニュースは、黒ずんで波打ってもいた元々はオレンジ色だった(笑)絨毯を変えたこと。新年明けに「変えなくっちゃ」と決断して絨毯屋に行き注文。絨毯を敷くとなると、絨毯変えする部屋に置いてあるもの全部を移動せねばならない。大した持ち物はないといえめんどくさ〜、で、少しは整理でもと思うから何日もかかった。

絨毯を敷きに来たおじさんが前日配達された巻かれた絨毯を開いて開口一番「あんたは頭おかしいんじゃない?」というのは彼にしては私の選んだ絨毯な色が白っぽすぎるから。敷き終えて帰るときの最後の言葉が「後悔するよ〜」

昨日は装飾芸術学院で教えてる友達が生徒さん3人を連れてやってきたのだが入っていきなり「入り口にこんな絨毯ってどういうこと?」

このように皆さんに私は非常識を侮られ、如何せん。こんなに自分のチョイスをはっきり否定されたことは珍しい(以上の二例だけではない)。でも絨毯変えてからずーっとすごく天気が良くて入り口サロンは光に溢れ、気持ちいいんですよー。それに侮蔑された腹いせに毎日掃除機かけるし(笑) ともかくは日本の玄関形式採用、整理棚は靴箱に変身、来た人には即スリッパに履き替えてもらいます。金曜と昨日月曜は訪問客があったのだけど、好天が終わり今日の午後から雨降り:もうお客さんはご法度だね。(そんなに来る人いないけど)

 

この機に少しだけ模様替え。金曜日のお客さんにはバラの花束までもらい、、、。(やっぱり我が家にはあまりそぐわないような気がしますが)


2022年3月4日金曜日

怒り続けるバセリッツ

Le sujet : Rétrospective de Baselitz au Beaubourg. Il est constamment en rage, ce qui pourrait être admirable, mais à vrai dire je m'en suis assez emmerdé. (note : cet article bref a été écrit au 22 février)

この草稿を書いたのは先月22日、田舎の家に居候させてもらいに行く展覧会を見た翌日の朝のTGVの中、その後世界はとんでもないことになってしまったのでいつもにもましてどうでもいい話題になる。書き加える気もしないし、展覧会も月曜で終わりなので短い感想のまま投稿します。

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Exposition Baselitz au Centre Pompidou
やっぱりこの頃(80年代)が最盛期かな〜、他の時代は色も汚いし

懸案のポンピドーセンターのバゼリッツ展、私の周りでも評判が良くて〜、やっと行きつきました。絵の迫力はもちろんすごい。横で「何というブリュータリティか!」と喝采している人がいたが、、、

結局バゼリッツていつも怒っているんだよなー。絵の中の人物のように逆立ちして頭に血が上り? 逆立ちし続けるのも大変なことで拍手だが、怒り続けるのも大変だから拍手に値するのか?? 一緒に暮らしている人がいつも怒っている人だったら大変だろうと思うが、芸術にはそれを求める人がものすごく多いというのは熟考に値する。。。
 
つまり私はこの「回顧展」に結構うんざりした。おかしいな〜、あのフランス芸術院の前の彫刻の簡勁さは何だったのだろう?(参考投稿)
 
Exposition Baselitz au Centre Pompidou
 
しかしこうして掲載するとこの回顧展、結構写真映えしますね。
 
Exposition Baselitz au Centre Pompidou
最後の作品はストッキングが貼ってあった

Exposition Baselitz au Centre Pompidou
"Winterschlaf"(冬眠)これが仏芸術院の前の彫刻のモデル???

Sculpture de Baseliz devant l'Académie Française
再掲載:晴れた日の昼に行って写真を撮ろうと思ったのだけどそのままになってます