前回のブログで掲載し損なったコロッケを揚げてくれる肉屋さん。コロッケ八十円はこの界隈では相場のようで、素晴らしい! 前回紹介したように「時に残されたスポット」らしくトタン壁も錆びてなかなかうらぶれているが、この「大映通り」、かつての映画の最盛期にはおおいに賑わいパチンコ屋も5軒あったとか(なくてよかった。勿論あったら引っ越してくることはなかっただろう(笑))。現在の映画通りは前回紹介したような変わった店ばかりでなく、フランス料理店やフランスパン屋、ワールド創作料理の店もある。いったいこの通りは今後どのように変わっていくのだろう?興味津々
感動はいいが、ともかく暑い。といっても今朝起きて百円ショップで買った温度計を見ると26度。温度計が狂っているのか私の身体が狂っているのか。私のアパートは6階でそれなりにいい風がはいってきているのに、長年ヨーロッパの夏に慣れた、かつそもそもあまり汗をかかないはずの私の皮膚からじわーっと汗が出てくる。
汗をかくのは私のみでなく私の海水ドローイングもそうなることがあって!*(塩の結晶が水分を吸って水滴になる)、実際日本で展示するのは文字通り冷や汗ものなのだが、近年すごく乾燥した南仏プロヴァンスやそれなりに湿度が高い地中海の島とか、異なった場所で制作し、その作品をまた異なった場所で展示した経験から、ひょっとすると塩の結晶の湿度に対する耐性が普遍的な物理定数ではなく、結晶ができた場所の温度・湿度に関係しているのはないかという気がしてきている。つまりプロヴァンスの乾燥した気候でできた塩の結晶は日本の湿度の前でタジタジとなるが、日本の梅雨の下で生まれた結晶は同じぐらいの高湿度はなんのそのではないかと(そうでなければ結晶ができたことすら筋が合わない)。
実験作品、一部拡大 |
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