2018年10月12日金曜日

ミラベル名古屋上陸

 日曜日にはあったのに(前回称した)「奥手」のミラベルはなくなっていた! 「超完熟」の方は運搬難しそうだから自転車ヴェリブ(一時より少しはまともになってきたがまだまだ問題は多い)に乗って界隈をくまなく探し廻ったが、でも全然なかった。というか小さな店はミニスパー化し、八百屋たるものがいかになくなったを実感。イタリア広場の朝市も遅くてすでに掃除お片付け。結局 1時間後に「超完熟」を買いに戻った。それから何とか運べそうなものを厳選し、他は食べ、小さなプラスチック容器に小分けして丁度動かないぐらいの個数を入れ、それをお土産に混ぜて隠し、我ながら見事なパッキング。ここまでして税関に見つけられたらつらい(それは荷物全てを開かされない限りありえないのだが、、、どうなるか?) 

以上10月9日(火)記。



名古屋 Lギャラリーでの試食会
そして今日、10月12日(金):
この苦労して空を旅したミラベルを名古屋にて9人の方に味見をしてもらった。ひょっとしたら歴史上初かもしれない大事件だったが(笑)、「完熟」だから「甘ーい」という声は聞かれても「美味しい!」という歓声は起らなかった * 。苦労したけどまあこんなもんか。
一人2〜3粒という貴重なれど些細な試食品に対し、私の「ミラベル振興活動」の成果と言おうか、お菓子、果物、コーヒーなど、過分なお返しを頂き何と申して良いものやら。。。

* 数に限りがあるので私は食べなかったのだが、ひょっとしたら空の上の飛行機の荷物格納庫空で冷却されて美味しくなくなったかもね。ある果物屋さんは「ミラベルは冷凍したら味が落ちる」と言っていたのを思い出した かつ8/14に書いた通り、甘いばかりだとミラベルらしくないんですよね〜。

2018年10月8日月曜日

日本へ行くミラベル?

今年の夏はパリでも暑かった(我が地下アトリエには理想的だった)が、9月になっても夏が多かれ少なかれ続き、肩の調子が良くなって来たので一挙に大きな作品を作った。先週はアトリエの壁にそれを皆掛けてみたのだが、結構迫力ありました!


そしてもう10月なのにまままあ以上の天気で、週間予報では明日の火曜は24度、明後日は26度、その後も上々の天気は続く見込み。「これならまだまだ仕事できた〜」という感じだが明後日私は日本に発つ。。。

超完熟ミラベル
この「夏の延長」で朝市で買うトマトはまだ美味しいし、なんと「わが愛するミラベル」が近所の八百屋の二軒の店頭にまだ残っている。だから持って帰ろうと思っているのだが、一軒のは黄色が黒ずみブヨブヨで触ると潰れそうでとても甘い「超完熟ジュース状態」。もう一軒のものは黄色くきれいだが硬くて皮が硬めの「奥手」。味では前者だろうが輸送には後者。うーん、日本で初めて食べる人にはどっちもどっちで「ミラベル振興会日本会長」としては悩むところ。明日店頭から消えていたり(今日は月曜で八百屋はお休み)、勿論税関で取り上げになるという可能性がありますが、是非味見してみたい方はご連絡ください。何れにせよ長持ちしません(+目前にあると食べてなくなる☺):金曜日にLギャラリーで試食会とか???

それからこういうこともします。

案内文のコピペになりますが:

3月以来「海水ドローイング」を数点預かってもらっている大田区石川台のコミュニティサロン「セレンディピティ」で作品の入れ替えを機会に「アーティスト・トーク」なるものをします。内容的には2011年まで主に続けていた「自然の中のインスタレーション」の作品をスライドを見ながらの解説します。「何を今更古いことを」と思われるかもしれませんが、5年前から続けている「海水」を使うという特異なテクニックが「奇を衒った」ものではなく、20年以上続けて来たアプローチの延長上にあると言うことがお話しできればと思っています。2007年にはそのアプローチを「能動的受動」と名付けてそれ以前の作品について語った本をフランスで出版しましたが、今更ながらその紹介もさせてもらいます。

アーティスト・トークは10月21日(日)午後4時より。30分ぐらい(?)
そのあと小パーティーもあります。

10月20日(土)と 21日(日)は今まで置いてあった作品6点と新しく持って行く6点の両方を見てもらえます。私もいます(笑)