2015年7月15日水曜日

パリ祭のケースマイケル

アンヌ・テレサ・ドゥ ケースマイケル (Anne Teresa De Keersmaeker) は1983年に同僚と結成したカンパニーで作った「ローザス・ダンス・ローザス Rosas danst Rosas」でダンス界に衝撃の登場をした有名なベルギーのダンサー兼コレグラファー略歴。でもその前にミニマルミュージックのスティーブ・ライヒウィキの音楽で3つのデユオと一つのソロダンスの4章からなる"Fase"という作品を作っており、そのソロパートの"Violin Phase"(つまりヴァイオリンのムーブメントです)をケースマイケル自身がを昨日7月14日の革命記念日(パリ祭)の晩、19時半、20時半、21時半の3回、パリの中心部レアールにある大きな教会、聖ウスタッシュEglise Saint-Eustacheで踊った。

私が行ったのは最終回。
皆さん知っているのですねー、ものすごい人気で、、、 8時少し前に教会前に着いた時はレアールの公園に至る長蛇の列。実は「無料」で開演1時間前にチケットが配られることになっていたのです。「まさか入れないのでは?」と疑ったが、偶然列の中に友達を見つけ数十人スキップ、こういう横入りは許すものの入場券は一人一枚限りと言うことで争いもなく無事余裕で入れた〜☺

舞台は白砂、照明はステンドグラスがもたらす自然光、踊りながら円形の花模様が砂の上に描かれてゆく。 
リンクした下のビデオでは、ライヒの音楽に相応しく切れの良いシンプルな動きの繰り返しで、メカニックな感じがしたのだが、インプロが多いのか、あるいは「それが生なら」というものだろうか、ものすごく情動的で、手足、スカートの切り返しに私はフラメンコに近いものまでも感じた。時々熱いものがこみ上げるほどすばらしかったですよ。(ビデオはカメラがいつも動いて撮り方凝り過ぎのような気がする。だが花が描かれて行く様子はよくわかる)


 

その後は教会から徒歩で行けるポンヌフ橋から遠いながらもエッフェル塔を背景に打たれる、これも一夜限りのかりそめの丸い花また花を眺め、なかなか充実した革命記念日の宵でした♫

右の写真の様に終わった時はもう薄暗かった。聖ウスタシュ教会は天井も高くて写真に入りきらなかった大きな円形ステンドグラスもあるのです。つまり場所もダンスに相応しい。最終回は光が進行とともにどんどん消えて行くので良いチョイスだったとは思うが、ひょっとしたら7時半だとステンドグラスを通る光の色が砂に映ったかもしれない。そういうことも含めて良い舞台でした。

企画"Quartier d'Eté"のプログラムページはこちら

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