2014年8月3日日曜日

LED vs Eizo

仕事机のZランプの電球が切れた。この省エネ+長寿命の電球、数ヶ月前に買ったばかりの様な気がするのだが、最近の私の記憶は当てにならない7/14記載のでくよくよせず買いに行った。壊れて電球は蛍光灯よりもオン時間がかかる、Zランプには全く適さない代物だったのでレジで「これは大丈夫か?」と尋ねたら、「渦巻き管が中に見えるようなタイプはだめ、LEDにしなさい」との答え。交換したがこれは4倍も高くて、5年間保証、寿命25年。保証の為にレジシートを5年間保管できるとは思えないどころか、25年後は私はもうあの世では? そう正直にもらしたところ、「そんなこと言わずに、長生きして下さいよ」と諭された。外見若がっていたが、年相応に見られるようになったか。。。レジのおばさん中国系だから解るんだろう。「しかし製品寿命25年は長いよな〜」と感心しつつ帰宅してパッケージをよく見ると、極小文字で日に2.7時間使用計算とあった。これは競争として公平でない。私のアトリエは地下でパリの冬は日照時間が短いです。これなら多分勝負に勝てるでしょう。だがLEDと長生きを競うのは「つれない」ですなー。

ところで前々回書いたウエルベックの小説は、やはり描写する内容が平凡に思え私にはあまり面白くないのだが、我慢の目処とした百ページを越えてもまだ読んでいる。その理由の一つは、ウエルベック本人が小説の中に登場するというちょっと面白い状況となったこと。もう一つは主人公のアーティスト、ジェッドのアトリエが、電球を買いに行った店の大通りにあって、、、つまり近所がでてくるからという全く非文学的な興味がありまして、、、レジのおばさんは今のところ出てきません。それに、何れにしても現代の口語調だから読みやすくて、最悪フランス語の勉強にはなりますからね〜。


さてアボカドとLEDの寿命はいかに?


2 件のコメント:

  1. この前、部屋の電気をLEDにして、「これで一生、電球交換しなくていいぞ~」と喜んでおりました。そっか、長生きを競うという手があったか・・・・・人は自分の死ぬだろうと予想する年齢よりも長生きするらしい。もう一度は嬉しい?チャンスがありそうです。
    アボガドLEDもとってもかわいいじゃないですか!なんでもないものとはいえ同じ時を季節を時間を過ごしていくのだから温かい眼で見てあげることにしようかな。

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  2. 「アボカドの肖像」は2012年の名古屋の個展にも展示した作品です。夏はサラダが多くなるしアボカドの皮の乾きも速いので生乾きの仮面がごろごろしています。でも全部が「良い顔」になるのではないのです

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