En résumé, j'ai beaucoup travaillé cette semaine mais en vain...
今朝は久しぶりの雨。今年のパリの4月はほとんど毎日晴れ。特に7日頃から気温もどんどん上がり出し14、15日は最高気温は25°を超え真夏並みとなった。その後少し下がってこれで終わりかと思いきや先週末からまた快晴で気温は毎日20度を超えた。
私の地下アトリエは外気の変化にはいたって鈍感、寒いままだったが、毎日少しずつ暑さの「おこぼれ」を蓄積し、半袖Tシャツでいられるほどとなった。こんなことは7−8月でもそんなにはない。
これはもう「大きな海水デッサン」ができる気候だから逃す手はない。慣れ知った「卵」(=「今日、世界は生まれた」シリーズ)から始めたが見事に失敗、というか今までにない不気味な卵(左写真)が生まれ、もっと勝手知った筈の「ドレス」を作ったらどうしようもなくて破棄!
ドレスも卵も名古屋の個展で既に飾った。同じような良い作品をまた作ろうなどという「二匹目のどじょう」的考えがいけなかったと、大サイズでは上手く行っていなかった「風景」シリーズに挑戦。昔と違ってもう少し凝ったことをすればと見込んだのだが、3週間以上の晴れ続きで空気の乾燥度が尋常でないのだろう、水の乾きが異常に速くて作業が追いつかない。昨日は「これでもう『夏』が終わる」という天気予報のプレッシャーもあったので無理矢理突進したが、最後に海水の調合ミスもして昨日の夜8時ごろは無惨に敗北。あーあ、ワーカホリックの末の、見事な実りなき終末だった。こんなことなら公園で昼寝していたほうがよかった? 「今更何に執着しているのだろう?」(夏の終わりは悲しいものだけど、、、)
註:上のアトリエの写真、左の壁は去年の「卵」、右側の2枚は乾かず干しっぱなしの「死海のドレス」(最近は乾いているが、、、)。そういえばアトリエの窓の「死海の水滴」も少し白っぽくなっていたが、今朝は元に戻っている。
やっぱり、「がんばりすぎ」「働きすぎ」というのが、似合わないということかしら??
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