2018年9月13日木曜日

Aubrac / 愛しのオブラック

Vous trouvez ici plein de photos d’un coin d’Aubrac, entre Saint-Urcize, Nasbinals et Marchastel. J’adore son paysage à la fois doux et austère, où un simple arbre, une roche ou une vache dépasse à peine l'horizon ouvert.  En fait il n’est pas photogénique, surtout il le n'est pas de tout au format Instagram. Formidable, cela le protège davantage d’un afflux de tourisme !
Si vous aimez ce type de paysage, je pourrai vous le faire découvrir. J’ai besoin d’un chauffeur sur place (Là-bas, même le service de taxi n’est pas très pratique...)
 

今日は珍しく写真を満載。「我が愛しのオブラック(Aubrac)」のことは何度も書いたし、今読み直してみると付け加えることもないし、、、再読して下さいと言うのは甘い期待だが、その価値あり(笑)


オブラックの概要をつかむためにせめて「あこがれのオブラック」だけは読んで欲しい。加えてヤフーの旧ブログはその頃は写真一枚しか載せられなくて欲求不満になっていたから今日は昔の写真も混ぜてうっぷんを晴らします。

実は今回はいつものように誘ってくれたオブラック通のMさんが、娘と彼氏の相手で忙しく、かつ何度も行っているので歩くコースがあまり知られない 「上級編」(?)となって木が茂る谷沿いコースを探索することになったのだが、これはあまりオブラックらしくなくて面白くなかった。やっぱりオブラックの 風景の一番の魅力は、掲載写真のように、ひょっこり岩や木や牛がそこから飛び出る広々と開かれた地平線!(嬉しいことにこれは普通の写真映えもインスタ映えしない:これもオブラックが観光地 になれない資質の一つ。素晴らしい!)

私だけが彼らのレンタルハウスと別の、勝手知ったるサン・トゥルシーズ Saint Urcize に泊まったので、朝は一人で私の好きな広々として何もない景色の中を歩き回り、午後からはグループと合流、結局ダブルでかなり歩いた。(といっても「我が心のオブラック」で書いたようの高低差は少ないから楽勝)

景色は相変わらずのオブラックだったが、サン・トゥルシーズの町には「時代の波」が微妙に。釣り客のメッカだった「シェ・ルミーズ (Chez Remise)」(「オブラックの宵」参考)は娘夫婦が後を継いで、インテリアも料理の盛りつけもパリのビストロ風になっていたし、街頭には大きなプリント写真が飾ってあったり、、、売り家の看板がメインストリートにもいくつもあった*。華奢なB&Bも増えたようだ。(「あこがれのオブラック」参考) 
娘夫婦にシェ・ルミーズを委せたフレッド夫婦はTVに出たこともあって(?)大きな館を改造したセレブ用の高級宿を経営とか。
でも私の泊まるヴァレット夫人の民宿は昔通り、ごく質素なままで値段も格安、ガイドブックにもインターネットにも出ていない:知る人ぞ知る(笑)

このサン・トゥルシーズは中世の教会があるのに巡礼路に入れてもらえず、それに入ったナスビナルに比べるとずっと静かで、それでいて食品店もパン屋も肉屋も薬屋もある。良い町です。


パリに戻って朝のジョギングをはじめたが(参考投稿)、バカンスが終わって交通量も増え、空気が臭い。本当に健康に良いことをしているのか不安になる :(
それからカンヤもサン・トゥルシーズも携帯見ながら歩いている人なんていなかったな〜


 
* 10年前には不動産の出物などはないと言われていたのに。「蟹江の実家売って買おうかな」なんて言うと草葉の陰で私の将来を案じて残してくれた母が嘆くかもしれないが、自分の余命を数え何度使えるかを考えると別荘レンタルした方がよっぽどいいのでそのオプションはなし(笑)
そういえばパリに戻って有機八百屋に行ったらレジのお姉さんが50年ほど前(?)に母が作った皮の財布を「手作りで素敵〜」と褒めてくれた。自分も捨ててあるソファーの皮を切り取って作るとかで(さすがエコ)。母の命日も近いので冥土へのメッセージでした


 


丘の頂上に牛が一匹



サン・トゥルシーズ。左奥に教会の鐘楼
サン・トゥルシーズの小道
仏人は日本に来ると電線を喜んで撮るが、、、(我が部屋から)

Une petite aquarelle pendant la balade 一人歩きだと余裕でスケッチ

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