2023年9月4日月曜日

大展覧会が結ぶノーチラス号とナポレオンとルーアンの関係!

ルーアン Rouen でのグループ展、海(水?)に関係あるからと友達の義理の妹に誘われたのだが、なかなか展示できない特大ドローイングが飾れるというだけの理由で参加することにした。この企画もコヴィッド のために遅れに遅れ今となった。やっと土曜日に幕を開いたのだがこの展覧会、アマチュアグループ(だと思う(笑))の企画にしては壮大! 展示面積だとポンピドーセンターの特別展を凌ぐかも!それだけあって参加者の意気込みがすごく、WhatsAppのグループメッセージに毎日洪水のようにメッセージが入ってくるほどで、さぞやオルガナイズは大変なことだったろう。

会場(一部)はこんなに広大。もちろん右側奥の壁が私のドローイング2点

私は途中からの「よそ者」参加だからか当初は知らされて(あるいは認識して)いなかったのだが、潜水艦ノーチラスがテーマで、写真にみられるように潜水艦関連が多く、学園祭的な楽しい大きなインスタレーションが多い。
 
ところで何故ノーチラス号かというと、私の全然知らなかった、多分知る人は少ない理由がある: 

世界史でも習う蒸気船の発明者のフルトン (Robert Fulton)、彼はその大発明の前、1897年にフランスに渡り、水を吸い込みそれを吐き出して貝が海底を移動するのにヒントを得て潜水艦を考案、パリで製造されたこの史上初の潜水艦はその名もノーチラス号で、1800年にルーアンにてセーヌ河に進水(浸水?)! (ジュール・ヴェルヌが海底二万マイルを書いたのはその40年後)
 
彼はこの発明を「水底からイギリス船の船底に爆弾を仕掛ける新たな兵器」としてナポレオンに売り込もうとした。それがナポレオン、「そんな恥ずべき攻撃は腐っても俺はせんで〜!」(:indigneである)と退けたらしい(笑)。トラファルガーの戦いの5年前、これで歴史は変わっていたかも!?
その後蒸気船の考案も売り込んだが上手くいかず、失意のフルトンは米国に戻り蒸気船を進水させた。 
 
そのフルトンさん、発明家&スタートアッパーになる前は肖像画家だったそうで、、、
 
これだけの雑学を得ただけでも参加した甲斐があったかもだが(笑)、近いのにカップ・ダーユよりももっともっと昔にしか行っていないルーアン、こんなきれいな街だったかと見直した。
 

参考サイト:

展覧会Nautil'art:歴史的建造物のHotel aux Toilesにて17日(日)まで、入場無料

仏wikiではNautilus号の設計図やレプリカの写真が見られます


こんな図工の時間みたいなのもあれば
 






 
 
作品色々でした。会場 Halle aux Toiles もちょっと変わっています


これは会場から一番近かった聖マクルー Saint Maclou 教会
(中に入れるのは土日のみ)
 

この一等地で美味しいビールが4.2€ 。パリとの価格差を実感
カテドラルと並ぶルーアンの名物の大時計
ルーアン駅はフランスの鉄道の駅のなかで最も愛される駅の一つです。
 

中もアールデコしています。こういう昔ながらの駅はだんだんなくなってきました

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