休みのブログ、まだ搭乗に1時間もあるので飛行場から。
日本人には全く興味の話おだろうから書かなかったのだが、オランド(大統領)が不人気。戦後、任期1年も経たずにこれほど世論調査で支持率が低くなった大統領はいなかった(27%)。彼は「普通の大統領になる」と言って当選したが、豈図らんやまったく不甲斐ない意味で全く「普通でなく」なってしまった。銀行口座を隠した財務大臣に関して「知らなかった~」(!?)だけではなく、色々な面で政府の統制がとれず、フランス人が大統領に期待する指導性(超越性)がまったく発揮されず、今では「普通でない」異常な個人プレーで閣僚が泡を食っていたサルコジの方が人気があり、再選を期待する声も(冗談止めてほしい)。私は4年前から「とっちゃん坊やのオランド」と書いていたが(2007年5月)、今や大新聞が見出しでペペール(おひとよしおじさん)と呼ぶ始末。仏経団連の女性会長はTVインタビューで、「賢くないし、面白くもない人間」と、政治信念かつ彼女がもう会長職を退く立場だということを差し引いても「無茶苦茶言うな~」と驚いてしまう評価を下していた。
経済の立ち直りはできないし(これは当たり前で可哀想だが)、当選前は「緊縮だけでは経済が死ぬ。別の政策を欧州に提案する」と言っていたのが「現実は想像以上だった」と緊縮一点張り、逆に最近ではリベラル派の欧州委員長の方が「経済活性政策も」と昔のオランドの様なことを言い出して、、、「救う!」と溶鉱炉前で演説していた製鉄工場は閉鎖(これもはじめから無理なんだよなー、お金ないんだから)。少なくとも公約を実施するべき「同性結婚」法案は採択されたものの反対運動がますます広まり、、、(私は反対派がホモ=犯罪者のようなあまりにも人種差別的なことを言うので「賛成」になったのだが、世の中は私の逆みたいというか、、、その後差別発言どころか差別暴力なども起き、、、)、結局彼の「政治公明化策」とかもちゃんと書けると思ったけれど、いやはや本当に色々あって、考えがまとまらずこれで時間切れ、また今度の機会に?
(注:アップロードは後日になりました。その後いろいろなことが起っているでしょうが、投稿期日は書いた日として加筆いたしません)
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