2014年11月2日日曜日

フランスの新名所 ルイ・ヴィトン財団

先週水曜、新しくパリの東、ブーローニュの森の入り口にできたルイ・ヴィトン財団に行った。建築はスペイン、ビルバオのグッゲンハイム美術館が特に有名なフランク・ゲーリー(Frank Gehry)日本語ウィキ、メディアで「鳴り物入り」で先週オープンした。この偉大なる芸術庇護者、ヴィトングループ代表の仏最富豪のアルノー氏(Bernard Arnault)は、税金逃れにベルギー国籍を取ろうとして物議を醸した人物(本当にロシア国民となった俳優のドュパルデュ日本語ウィキに対しA氏は取りやめたが、、、)、「大手メディアを牛耳っての『拍手喝采』は眉唾ものでは」と勘ぐって行ったのだが、確かにこのビルは感動的で、珍しく写真を百枚近くも撮ってしまった。構造はあくまでも複雑、テラスを歩くと建物の斜めのカーブに切られたパリの風景が現れては消える。ビルバオには行ったことがないので何とも言えないが、こちらのほうがゲーリーの代表作となるかもしれない。

ブーローニュの森とデファンスの高層ビルを眺める
あくまでも複雑に


キューブの連結のような構想もあった、、、
今はこの建物の建築にあたって作られた数々の構想モデルなどが陳列されている(上写真)。それからもうこれは建物に比べ副次的となってしまうぐらいだが、アルノー氏のコレクションも展示。私は現代アートはわからないのでノーコメントということに。

ともかくテラスの周遊がメインですから、訪れるなら天気のよいときに。横には jardin d’acclimatationというナポレオン3世の時代にできた(1860年創設)の遊園地があって楽しいですよ。財団、公園、両者の格差もオカシイ。
でもお金持ち相手のヴィトンらしく入場料は割高らしいので気をつけて ☹

下の黄色い写真は、オラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)日本語ウィキの鏡とライト、水面を使った美しいスペース。この地下空間の奥には階段状の巨大な大きな滝(?)もある。
今まで私がブログでコメントしたアーティストでは2年前の「白夜」で紹介した不思議なボイスパーフォーマンスを作るOliver Beerが一室で11/24日まで行われている (実は水曜日は午後からアトリエに来る人が幾人かいて、列を作って待つ余裕がなかったのでこれは聞いていない)。


最後は遠くにパリの名物エッフェル塔を眺める写真で

PS:次の記事に写真追加しました


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