2018年2月22日木曜日

展覧会はタイトルから?

前回ダダの旗手のハウスマンのダダ後の作品の展覧会について書いたが、ジュ・ドゥ・ポム美術館の対面のオランジェリーの「ダダ・アフリカ」を見ていなかったから行ったら、日曜で終わっていた。ハハハ。まあ笑って終わりにするのは、私はダダとアフリカって関係ないと思っているから。だってダダ以前のピカソや表現主義が既にアフリカアートの洗礼を受けていて、ダダは既成のものすべてに反対なのだからそれにも反対。ちなみに「アヴィニョンの女性たち」が1907年で、チューリッヒのダダの始まりが16年、「なんかコンセプトの間違いでは」と思っていたのが祟って、すぐ行かなかったら結局確かめられなかった。。。見ずに文句は言えないからこれまで。
同じく11/29の投稿で触れた「1932年 エロチックな年」という酷いタイトルのピカソの展覧会も見ずじまい。タイトルって大事ですね。(私のような意固地な人間でないと逆に「何だろう?」と唆されて行く人も多いのかもしれないが)

ところで私の3/3からの名古屋の個展のタイトルは「海水ドローイング サンガルニチュール」。前回はガルニ(付け野菜あり)だった(つまりドローイング以外にも色々あった)のに対し、今回は「それ一筋!」という意気込みなのです。それが月曜日の晩フランス国営文化放送で、墨で描いたドローイングを海に浸けるらしいある若い作家が「海水ドローイング作家」として紹介され、全然違うのに人に「同じようなことしている」と指摘され、実は私は回りの多くのフランス人に対しプンプンしているところ。まあそんなことどうでもいいと言えばばどうでもいいのだけれど、実際に私の作品を見ている人からそう言う声が上がると士気が落ちますよ。昨日からまた寒くなって朝は零下だし、帰日時ですかね。

私の名古屋の個展情報はコチラ

上記仏文化放送の番組を聴きたいかたはコチラ

展覧会と言えばポンピドーセンターの、圧縮、膨張シリーズで一世を風靡した彫刻家のセザール(ウィキ)の回顧展は、会場に入ると即全体が一望に見回せるという今までにないスペース作りで、期待していなかったのに(から?)意外に楽しめた。3/26まで。タイトルはただセザール(笑)


明朝出発なのでこれまで
 







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