2013年の「海水ドローイング」の始まりの逸話から去年の夏に至るまでの発展経過を本にしようと思うのだが、その出版にクラウドファンディングなるものを試してみることにした。
本の内容は既に肩が痛くて仕事にならなかった夏に書き始めたが、秋になって結末の大転回があり、書き直し(何のことかは本が出来上がってからのお楽しみ)。年末にカレンダー * を作ってこちらで予約購入を募ったのだがそれほど集まらず、マージンが小さかったので30部だけ刷ったのだが新年になってからほしがる人が幾人も登場し、、、私はこういう管理運営(?)に向いていないので、はじめからファンディングを募って余裕で事を運んだ方が良いと(笑)。
それにクラウドファンディングの大先輩 ** にきくと、ファンディングだけでなく知らない人に企画を知ってもらう手段でもあるとのこと。私の本は日仏2カ国語なので日本のファンディングサイトを使うかフランスのかと迷って調査検討した結果、色々な言語を(必要ならばページ下方で)チョイスでき、手続き・条件などを日本語でもフランス語でも読んでもらえ、そしてわざわざアカウントを設けなくても融資できることからキックスターターを使うことにした。デメリットとしてはアメリカの会社なので利用者の大半が英語圏の人であること。でも「やっぱりこれか」と決めたのが1月で、それから他の人の企画を見て研究、でもやってみないとわからないことも多くてもたもたしていたが、やっと一昨日に立ち上げた。
だから今晩で丸2日なのだが、出版に最低限必要な目標金額20万円の半額を越えた!!!嬉しい! 融資者に大感謝。とはいえ直ぐに協力してくれそうなファンの方のあとが大変なのかもしれない。
普通の人は「英三君は寄付しなくても生活に困る訳ではないし」と思うに違いないが、キックスターターの他の企画をみてもらってもわかるように音楽とか映画とか新アイデア商品とか、これは「寄付」ではなくて「企画への支援・参加」。今日出資して下さった方では40ユーロの枠なのに150ユーロも寄金して下さった知人もいて(大感謝)、そういう風にポジティブな参加意識で考えて下さいね〜。
そしてこれは "All or Nothing" で、目標に到達しなかったらボツ、つまり集金されないという徹底したシステム。
だから融資希望者の意思を無駄にしない様に頑張らねばなりません。
参考:
* カレンダーとはこれのこと
** クラウドファンディングの大先輩で集める金額も少なくとも一桁は違うの岩名さんの映画『すさび』は今大阪上映中です
0 件のコメント:
コメントを投稿