普通の人に比べたらまったくのグータラな私だが、最近結構仕事をしている(普段に比較して)。
パリを発つ前に「7月の画廊のグループ展に展示したい」という話があったのでそれを再確認し、「でもどれを?」という話をして、留守中に来る甥に持って行ってもらえるように梱包したのが出発前日の午後(実はどうせ留守中ウダンの展覧会から「卵」が戻ってくるのでそれを回したかったのだがそうは問屋が許さなかった。あれは個人的には最高傑作なのだが)。そして名古屋では空港から直接「本」の企画の最終校正に向かい即仕事。でも実はもうOKと思っていたが結局良く見るとその後も少しばかり訂正箇所が出て来て、印刷は東京の個展初日に間に合うかどうか??? そして実家で展覧会の準備(主に額装&梱包)。
実家はエアコンなどない。汗だくだく状態だと仕事にならないからどうしようと思っていたのだが、今の気候なら軽く凌げる。でもお店なんかに入ると「蒸し暑いですね〜」とか言われて、、、私が思うにはこれ梅雨期のマニュアル的条件反射ではないか? 今朝ラジオでは「西日本・東海地方は梅雨入りしてない」と言っていたぐらいで、高湿度でないのは私のドローイングの塩も溶ける気配が微塵だにないのがその何よりの証拠。私はもうこれに大満足。
加えて「はっきりしないお天気ですね」なんて言われると「はっきりしないのはテメーラだろう!」と心で呟く。お店の人には文句無いけど曖昧表現が多すぎる。日本にして思うとイスキア島の海岸温泉に関して「足下が滑るのでビーチサンダルを持って行くと便利かも」というのは「絶対に持って行かねばなりません」という意味だったのだと今更納得(参考投稿)。しかし何なんだろう曖昧模糊たる言い回しの一般化は。外交会議なんかでは通訳さんどうするのかと心配になってしまう。
私は、こんな歳になったのでもっとはっきり物事言いたいと思う。「エイゾウ、モットハッキリ!」とフランスで耳にタコができるほど言われたのは一義的には「発音」のことではあるが「考え」自体もはっきりしてないこと多い。だから 「はっきりすること」を人生最後の目標に致しますので皆様ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
でも今回空港の税関で「失礼ですがお帰りの目的は?」なんていう珍しい質問をされて、はっきりした答えはしませんでしたが、、、(笑) まあこれは決意を新たにする前の話ですけど。事実は皆さんご存知の通り、これです:
今になってもEXITMELSAのフォルムギャラリーの告知に私の個展はないし、パリのグループ展の出展者の名前にもなくて、、、いったいどうなってるのかね、この業界は?
でもやはり日本の湿度は馬鹿に出来ない。一巻きあるからと思っていた数年前に買った額装用の水張りテープがカチカチに固まっていた。今日はこれを買いに名古屋まで出ねばならないので、仕事は一旦停止、余裕でブログでした
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