2021年1月10日日曜日

トイレのない国 (カフェの閉まったおフランス)

役場の横に珍しくちゃんとしたトイレがあったMont村の泉
 「あれー、英三さんもう帰ってるの」と言う声が聞こえてくる。普通なら私はのんびり道草しながらパリに北上するところだが、今は全く「普通」でない。何しろカフェもレストランも開いていない田舎ではバスや列車待ちに時間を潰す手立てもない。それ以上にトイレ! 日本のように清潔な公衆トイレがどこかしこにあるのと違って、特に女性の場合はどうする?という状況。カフェは必要不可欠な業務ではないとして閉店させられているが、一般市民にトイレを提供するという断然「必要不可欠」な仕事をしているのだ。つまり今のコロナ規制下では普通に旅行することは不可能。まあ前々回言ったように兎にも角にも外に出さないためと思えば十分効果のある政策ではあるが。

というわけで普通のバカンススケジュール通り日曜の夕、戒厳令タイムの8時前にパリに戻ってきた。これは勤め人の I さんに付き合ったこともあるのだが、パリに戻る高速は当然大渋滞、「普通の人」の生活は大変だ〜。

「年末に(スキーできない)スキー場なんて贅沢な〜」と思う人もあると思うが、11月はロックダウンで前年の月収に見合った11月の政府の助成金(参考掲載:4/30)がおりたので、それをパーっと使った感じ(低所得なのでそのぐらいでなくなる(笑))。かつアーティスト援助のため我が「公営住宅のアトリエ」の家賃も半額になっているし(実際にはその実施開始が遅れたので先月今月は家賃ゼロ)、以前にも書いたように「外出禁止」で遊びにも行けないので不思議に例年より余裕あるんです☺ マクロン様様???

しかし夜間外出禁止令だけではロックダウンとは違って助成金は僅かになるからそろそろ真面目に、、、。でもせっかく買った冬山グッズを1回しか使わないのはもったいない。どなたか山行くなら誘ってくださいね(勿論仏国内で):気楽に遊ぶなら今のうち、コロナ対策の借金で大変な時代になるのではと経済音痴でいたって真面目な私は非常に危惧しているのですが、、、。

0 件のコメント:

コメントを投稿