2021年2月5日金曜日

画廊に行こう!

はや2月、 

年末年始は雪山をハイキングし元気になってパリに戻ってきたのだが、新たなロックダウンに脅かされる毎日 * で1ヶ月は瞬く間、もう息が切れかかっている。かつ夜間外出禁止が6時からになって以来の1日の早さと言ったら、、、。

Sabine Weiss の写真
うかうかしているうちに色々な美術展を10月末のロックダウン前に見逃してしまった教訓から、先日古き良き時代の写真家Sabine Weiss(サビーヌ・ヴァイス1924生)の小さな画廊での展覧会に出かけたら、入場者数制限で会場建物外に待つ人がいるばかりか、2階の会場に行く階段は各段ごとに人が行列、つまり待っている間は全然「距離」はなく、展示スペース内は超余裕という、チグハグなコロナ対策を象徴するような具合だったが、こんなことに目くじら立てていたら今のフランスでは暮らしていられない(笑)
 

ところで美術館が開いていないので、一般の人が画廊に足を向けるという新風潮が見られるようだ。だが満員で画廊の前に列ができるのは新聞雑誌でも紹介されるデヴィッド・ホックニーやSabine Weissという有名どころだけではないかな? 一方画廊の固定客である蒐集家は年齢層が高いand/or田舎に避難しているので彼らの足は遠のき、ビジネス的には?? だが一方では本物見なくても写真で購入するコレクターもいるそうなので私にはますます??? 何にせよこの機会に多くの人が画廊に親しみを持ってもらえれば何よりだし、美術館で見る「頂点」のアーティストのぐーっと下にも色々作家がいて、時には「有名アーティストではなく無名アーティストのほうが面白かったりするなー」という自分の意見を持ってもらえればと思うのだが、それは多分望みすぎでしょう。

 

参考 :見に行ったLa Douche画廊の写真満載のSabine Weissのページ

推薦:スイスの情報ページ上の「写真はアートではなく職人技」という記事では日本語でサビーヌ・ヴァイスさんの幸せな人生が紹介されています

* 注:今のところ避けられている


 

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