霧にむせぶパリ |
ドライバー協会(か何か?)の代表は「排気ガスの影響は15%に過ぎないから全く意味がない。 それにPMは東ヨーロッパから西風に吹かれてやって来た」という新説(彼によれば誰でも知っていることらしい)が披露された。この東欧帰来説は私の簡単な探索では確認できなかったが、汚染の原因の割合に関しては「科学と未来」という雑誌のサイトでフランス政府が使用すると言う「大気汚染研究職業相互技術センター」のグラフが出ていた。赤が道路交通、緑が農業、黄色が住居、青が製造業、水色はエネルギー変換(?)だそうで、確かに車は15%ほどの割合。これはフランス全土の統計だからパリ近郊のデータでは車の要因は15%よりずっと高いはず。意外に農業も高く、全体での割合では技術開発のお陰で少なくなっている車と住宅(暖房)の排出とは逆に増加傾向にあり、結論は当たり前で、すべてのセクターで削減努力をということ。農薬肥料の撒布をの規制強化が必要とあったが、トラクターの出す排出ガスということか撒布自体が問題なのか私には??? データもどうやって出すのか??? 縦軸はPM10の千トンスケール!というすごい量だけど、、、(拠:sciences et avenir)
グラフを見るに、騒いでいる割には20年前よりは ずっと空気は良くなっている訳で、3/11記載の環境グループの「何も対策がなされていない」ための不特定加害者への訴訟の意味が私には一層分からなくなってしまった。
ともかく明日の「奇数ナンバー制」どういう成り行きになりますか? 自動車ロビーや野党からは「選挙狙い」(地方選挙が間近)だと批判しているが、自動車通勤者は反発するだろうし、混乱が起きるかもしれないし(絶対守らない人が多いと思う)、マイナスの要素の方が多い気がするけど、、、またまた私には分からないことだらけです。結局どの発言も自分を正当化することだけが目的なんですよねー。
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