2020年4月15日水曜日

時々切れる「監禁生活」

月曜日の晩にマクロンの演説があって、他に何もすることないからすごい視聴率だったそうだ(笑)。内容はほぼ予定されていた通り(矢印左が数日前から予期されていたこと):

1)政府も準備が足りなかったと謙虚に→でも他の国々と同様と言っていた
2)国民を叱ってばかりではいけない→よくがんばってると褒められました
3)監禁延長:2週間2週間の小出しでは行けない→5月11日まで

 1ヶ月延長、わかっていたけど長い。それに希望が持てなくて。

 最初の頃言われていた感染期間が正しければ4週間禁足はもっと効果があっていいと思う。効果がないのは守られてないケースもあるからかもしれないが、大多数が真面目に蟄居している現在、感染テストを沢山すれば減らない理由のトレースもしやすくなっていると思う。だが「テストは症状がある人のみで症状のない人にする意味がない」とマクロンは断言した。これってマスクの時と似ている。素人の私の意見では、今症状がある人はコロナに違いないからパス、健康に見えるが多くの人と接触のある人を優先したほうが良いのでは?(もちろん陽性ならば追跡調査)。結局はテストが足りないのでしょ?

ここまではそうびっくりもしなかったが、料理をしながらラジオで聴いていて思わずフライパンを落としそうになったのは、解禁早々学校を開くということ。それもその理由が学校閉鎖で導入されたインターネット教育で格差がついているから! もうノーコメント。(流石に国民の多数も、最初に閉鎖された学校が最初に解禁されるのは納得できないみたい)

解禁は段階的で「ヨーロッパ外への渡航もすぐにはできない」と言っていたが、他国もこんな感染国を受け入れたくないでしょうが。 自己中め!

こうして翌朝は桜の大木が花の咲いたまま切り倒された夢を見て、また昼まで起きられず、 起きてから雑煮を作った。イースターで日月連休、買い物しなかったので餅があることを思い出し、あとはじゃがいも人参、玉ねぎのみ。「復活祭」!

2日続きで透き通る青空の下、制限距離1キロをしっかり超えてセーヌ川を渡り写真のベルシー公園際の遊歩道まで散歩、しかし遠方に警官軍団を確認し中途で踝を返した。私は若きマクロン君と違って芽吹き出す若葉や花があと何度見られるかわからない。高齢者を守ると言いながら何が幸せかは考慮されてないのようだ。(とはいっても通りであった隣人は外には出るが「理由なく散歩するのは苦手だ」と言っていたから何が一般的に幸せかはわからないが→法律的にはこういう立ち話も禁止)実は私は「身寄りのない一人暮らしの老人」のカテゴリーに入っているらしくボランティアの人から携帯に電話が入り、何か不足がないか心配してもらえる。ありがたいと同時にちょっとショック。でも同時にちゃんと蟄居しているか確かめられているみたい(笑)

先週厚生庁総長が蟄居の重要性をすため「8分家にいることが一人の生命を救うことになる」とよくわからないことを言ってマスコミ受け(?)していた。禁足令が全くなかったとした場合のモデルと比較したものらしいが、1時間以上散歩したから9人ぐらい殺したってこと???だと大罪人だね私は。動詞が不定形でどうとでも取れる:多分国民全員ででしょう。このサロモン先生はマクロンの一番のご意見役であるだけに、私は能力を非常に疑問視しているのですが、、、

そうそう、マスクも11日以降国民全員に配られるって。
それから翌朝早速関連大臣が「 5月11日は解禁目標に過ぎない」と追加コメント

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