2014年1月29日水曜日

あり得ない話

スーパーのモノプリに買い物に行ったら、冬のバーゲンテーブルの一角に意外なことにワインが10数本並んでいた。白とロゼだけかーと思った中に一本だけ赤が。何と10年以上前のポムロル(Pomerol)。ポムロルと言えばボルドーの中でも有名な赤ワインの産地、私のような庶民の口には年に一度、クリスマスにおよばれでもしない限り口に入らぬワインの一つ、それが何と4.5ユーロ 「ええっ、値段の付け間違え? やったー」とすぐさま買い物かごに入れた。

家に帰って、早速栓を開けた。お客様用に温存しておこうかとも思ったが、最近ちょっと意気があがらないので景気付けに直ぐに飲むことにした。とはいえちゃんとしたワインは呼吸をさせなければいけない。だから早速開けたのだが、栓がいやにもろい。 ちょっと嫌な気配。料理を作ってからグラスに入れたら(写真ではわかりにくいが)随分濁っていて色に深みがない。飲んだらこれはなんだろう?ボルドーというよりポルトーワインから甘みを抜いたような変な味! レストランなら文句がつけられようが、相手がスーパだと、、、結局インチキ牛肉(=馬肉:昨年2月23-24-27に連載)同様「こんな値段でまともなポムロルが買える訳ないでしょう」と言われるのが落ち。

考えればわかるものだが、なかなか人間考えないものだ。
昨日フランスではネットや携帯で、男女差別をなくす教育のため「学校で男子を女装させたり、マスタベーションを教える」というような情報(原文にはあたっていません。TVラジオで言っていた内容です)が広がり100以上の小学校で子供を登校させい両親が現れ、教育現場が混乱した。これは背景に同性愛者間の結婚に反対する運動があるものの、情報がデマかどうか少し考えればわかるものの、それができなくなった大人(両親)の存在も大きいと思う。それができるようになるように学校に行くのだが、、、。変だと思っても、ことが自分の子供のことだから「予防原則」を適用した人もいるのかな〜(というのは私の好意的解釈)

ところでポムロルの方は、どうしようもないので炒めていたタマネギにかけたらあら不思議、タマネギがエシャロットのような味になりました!!!

注:ネットの情報ではポムロルとはいえこのワインは格が低いので10年以上も寝かせる必要がない。つまり完璧な売れ残り品だったようですが、変質品てのは話が別ですよね〜

2 件のコメント:

  1. グル・信子2014年2月5日 10:34

    たとえ安く買っても、レシートとワインを持参し、店にトゥルネしているワインを認めさせるべきと連れ合いは言ってます

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  2. 理を通せばそうするべきですが、ぐうたらなのでその努力に見合わないとしません。というのも最寄りのモノプリでなく、外出したときに寄った街中の店で、わざわざ行くだけで阿呆らしい。

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