2017年10月1日日曜日

新たな島の旅:シエス諸島

連絡船は直に「世界一の浜辺」に着く
これがその Playa de Rodas
フェースブックでスペイン北西のガリシア地方のシエス諸島 Islas Cíes の海岸の美しい写真を目にしたのは昨年の夏。ちょっと調べてみるとスペインの国立公園の一つの自然保護地区の無人島。入島は春から秋に限られ、滞在はキャ ンプ場のみらしい。所謂「太陽、浜辺、ディスコ」のビーチバカンス地では絶対なさそう。「これはいいなー」と思ったが、英ガーディアン紙に「世界一美しい 浜辺」に選ばれたという「いかがわしき尾びれ」もついていて、どんなでしょうねと余計に興味が沸き、、、結局宣伝にひっかかった?

勿論制作の為もあるのだが、、、(笑)

これがきりたつ西海岸
実際行ってみてきっぱりと言えることは「世界一」は明らかな誇張。でも白砂が続き、それが二つの島を繋ぐような地理になっているのは珍しいところ。海の透明度も高くなかなか美しい。引き潮時の朝に着いたときは連絡船の底がもろ砂に乗り上げているのが見えてびっくりした。

そして夏に行ったフランスのユー島と同じように砂浜のある東の大陸側に対し西の大西洋側は崖が切り立ち、小さい島ながら山は標高200m以上に達するのでハイキングもこれまた楽し。
私が泳いで海水採取した Playa de Nosa Senora

Playa de Rodasは二つの島を繋ぐ砂嘴もなす
ちなみにユー島も一節では「神の島」なのだが(参考)、このシエス諸島もローマ人は「神の島」と読んだそうで、、、驚くべきことに日本語ウィキもありましたのでご参考に

しかしこういう「自然」しかない島の観光は天気次第。かつガリシア地方の天気予報は日に日に変わり、対岸の連絡船 のでるヴィゴ Vigo の町でかなり悩んだのだが、以下の観光情報に書くようにキャンプをするかどうかが先決問題。「キャンプ場のトイレまで懐中電灯かざして行くのもなんだなー」と夜中に起きる不自由な身体になった私は結局キャンプ路線はあきらめ、青空を見て船に跳び乗る日中滞在路線とした。実際行ったのは9月22日だったが、その翌日はどんよりしていたので、島の南半分しか見なかったけどそれで正解だったでしょう(また次回行く理由にもなるし)。

さらばシエス諸島
右写真のPlaya de Nosa Senoraで一応泳いだけど水は冷たかった。。。対岸はシエス諸島のもう一つの、連絡船では行けない San Martino島


シエス諸島観光情報

5月から10月初旬まで入島が許され(以下の二つ連絡船サイトで乗船予約ページでいつからいつまでかはわかる。時刻も表と微妙に異なったりしたので予約ページまで行って確認した方がよい)、キャンプ場での滞在が可能(こちらの日程もサイトで確認要。備え付けテント、寝袋貸しサービスもある)
滞在する場合はキャンプ場予約が先。連絡船は往復で買わねばならず、キャンプの予約確認証がない場合行き帰りの日にちが異なる切符は買えない


https://www.mardeons.es/en/voyages/iles-cies/horaires-et-tarifs/
http://www.piratasdenabia.com/en/islas-cies/schedules-rates


へへへ、つまりシエス諸島も結構敷居が高いですね。結構結構。ヴィゴに行ってみるとオンス島という国立公園の中のもう一つの島の宣伝もしていて、、、これも行きました(笑)。「シエスほどじゃないよ」と言われていたのですが、これがなかなかよかった。次回の記事をお楽しみに。 



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