今の郵便局にはこんな機械が並んでいます |
私は普通の民間銀行を使っているので独立した「郵便銀行」とは関係ないのだが、非営利団体には有利な条件ということで「国境を越えるキス」の口座だけを持っている。その口座が赤字になっていた。この口座は時々「団体」にしかギャラあるいは援助費が払えないというイベントがあるのでキープしていたのだが、お金の出入りがなくても維持費がかかる。とはいえその額は月に1ユーロ弱。まあそのぐらいいいかと思ってずーっとそのまま、一年に一回12ユーロを入れていたのだが、急に6ユーロが引き出されていた。何かの間違えではないかと郵便局に行って「金融係」に「突然2倍はありえないから非営利団体の口座維持費を調べてくれ」と尋ねた所「わからない。これが最新の資料だから読みなさい」と冊子を渡された。「日本では考えられない」と言いたくなるが、この態度は「フランスでもフツー考えられない!」(でもないかな?)。「もう口座閉じようかなー」と言ったら「それはこの住所に手紙を」私の持って行った明細表(注)の一段目を指差された。即やめたいところだが口座を閉じるのも費用がかかるはず。これに対しては同係員は「無料」と答えたが、これも「私の常識」ではありえない。家に戻ってパンフをよく読むと、維持費は本当に2倍の値上げ、口座を閉じるのはタダどころか52ユーロ! ほんとに呆れるばかり。
しかし呆れてばかりしてられない。口座を閉じる費用は維持費2年2ヶ月分と微妙。閉じたらまた必要なんてことがあるかもしれない。個人的には郵便局には公共機関として役務を続けて頑張って欲しいのだが、こんな無能郵便銀行に毎月2ユーロ(約280円)とはいえ寄付をし続ける気はしない、、、本当にたわいもない悩みだが、決断せねば、、、
注:フランスには預金通帳がなく、明細表が普通預金の場合は月に一度郵送されてくる。11/1の記事のようにそれが届かなくてトラブルこともある。
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