2022年1月10日月曜日

謹賀新年、今年もポジティブに〜

 
「謹賀新年、今年もポジティブに〜♪」なんてのが冗談にならない。私陽性なんです😕

元旦の朝(というか昼過ぎ:大晦日の夜、当てにしていた地下鉄の線が止まっていて満員の「深夜バス」に乗らされて遅くなった)喉が痛くて少し熱がある(38度)。1日寝ても変わらないので2日の昼にテストを受けに行ったら見事大当たり。「おいおいあの深夜バスで〜?」とも思ったがいくら感染率の高いオミクロンでも電光石火ってのは考えにくい。それよりも発病2日前(無症状状態)からしっかり感染力があるらしく、30、31日に会った人に報告。大晦日のパーティーは参加者全員が試験していたのだが(私も31日は陰性:ただし薬局で買える自己試験)、2日後には会食者の四人が発病したことがわかり、、、自分の病状よりこちらの方が心配になる。というのもその頃には私の症状はすでに快方に向かっており、1週間の籠城のためせっせと食料品などをスーパーに配達注文(生まれて初めてだったけど水とかトイレットペーパーとか、嵩張るもの重いものをオーダーすると便利なんだなーと痛感)。それから「陽性」だと色々な調査に答えなきゃならなくて。本当に息も絶え絶えならば絶対できない、まさに保健局のためにデータインプットのお勤め。右はそれでもらった「隔離週間」のシェーマ(これが唯一もらった「役立つ情報」)。発病から7日間の隔離で解放されるのだが、5日目にその2日前から症状がなくテスト陰性なら釈放されるということなので7日の金曜日にテストを受けたのだが、これがよくなかった。今回は正確を期してPCRにしたので時間がかかる*:結局結果が来たのが48時間後の日曜の午後。そしてまた陽性! これには困った。「長期コヴィッド」になった? シェーマによれば5日目の試験が陽性でも7日で釈放されるのだが 、「もう外出して良いのか〜?」 取り扱ったラボが1度目と違うので、また異なるサイトから「アンケートに答えてこのアプリを入れなさい」とかのメッセージが来て、振出しに戻った雰囲気。

こういう場合インターネットは助かる。検索すると大手地方新聞が(もちろんお医者さんが)「10日目にテストしてまた陽性だった」という人の質問に、「PCRテストは感度が高いので被試験者がもう感染力がなくなっていてもトレースを検知してしまう」* と答えていた。少し安心。そして今日念のため主治医に電話したら「2度目の試験なんてどうでもいいから、外出結構」とかなりざっくばらんな表現で言われ、、、患者としてはもう少し丁寧に説明して欲しいと思うのだけど、向こうも忙しいかもしれないし、しょうがないか(今日新年初の開院のはず)。

食料も底をついていたので大きなスーパーに行ったら、もちろん人の少ない時間帯を狙ったが、通常より文字通り随分「静か」な気がした。日本の便りで「黙食」という言葉をみて笑ってしまったが(パリのレストランでは絶対あり得ない。そういえば30日にレストランで友達ばかりがシェフともサーバーとも話したな〜。う〜む)オミクロンの脅威でみなさん「黙買」?

このように今年の正月は幸先悪く、本当に去年のピレネー雪山の元旦とはえらい違いで。。。かつ年末から陰気してたからなー。陽性(今でも PCRテストすればおそらく)で陰を陽に、しっかりポジティブにしたいです。

 

* 注:フランスでは年末年始毎日20万、30万の新感染者がでて驚きだったが、31日から6日まで1週間で950万の試験(抗体検査とPCR検査合計)がなされ、約5人に1人は陽性(6ヶ月以内に陽性だった人を除く:つまり私のケースはカウントされない)。しかしこの膨大な試験数が結果の通知を一層遅らせていることは明らかだから、2日早く解放されたいから試験するなんてのは避けさせた方がいい。無症状陽性の人を早く職場復帰させるための条項だったろうが、特にPCRテストをするのは結局害あっても利なしだと思うが。 

 

以上フランスのオミクロン事情を兼ねまして 。今年もよろしく


 ** source: https://www.lavoixdunord.fr/1123226/article/2022-01-05/combien-de-temps-peut-rester-positif-apres-avoir-eu-le-covid

0 件のコメント:

コメントを投稿