2014年10月15日水曜日

クラクフ(クラコー?)旅行

木曜から昨日まで14世紀に最も盛えたポーランドの古都(17世紀のワルシャワ遷都までの首都。そのお陰か、ナチスにもソビエト軍にも文化人がいたようで、京都、パリの様に第二次大戦の砲撃、空襲を免れた)クラクフKrakówに旅行日本語ウィキ。実は南仏のボンソン村のP&M夫妻はポーランド人でP君はクラクフ出身で「10月に帰るから来たら」と夏に誘われたので早速またお邪魔してしまった。
クラクフは街のど真ん中に稀に見る巨大なRynek広場があり(一辺200mの正方形で中心に市がある)、初めてでも地理が解りやすい。10月とは思えない好天(最高気温は平均より10度上の22〜24度)に恵まれ、サイクリングで色々回り、カフェでのんびりし、イタリアでも旅行しているような気分だった。だからコペルニクスの大学キャビネとかユダヤ人を救い映画になったシンドラーの工場とか、標準的観光地で見なかったものも沢山あるが、P&M夫妻がばっちりプログラムを組んでくれたので充実の旅行だった(=パリにお客さんが来ても私には到底できないので本当に有り難く感じる)。

以下は私の備忘録

夏のようなRynek広場(お世話になったP&M夫婦)
9(木) 夕刻到着 快晴、P&M宅で夕食、堀が公園になったPlanty沿いのバーでウォッカ
10(金)  快晴 午前 ヴァベルWawel城=王室(ガイドツアー)、政務室(天井に様々な職の人物の顔の彫刻のある議員の間など)、カテドラル、ダヴィンチの『白テンを抱く貴婦人』に一対一でご対面。Pの友達と家で昼食、自転車で中心街から南東側のユダヤ人街Kazimierz(+旧シナゴーグ博物館)昨晩のバーの裏の現代アートセンターのパーフォーマンス展、楽団の演奏もある山地料理レストラン Morskie Oko で Pielogi(ボーランド餃子)
11(土) 霧のち快晴、I 夫人グループとWisla川岸でのイベント、オリンピア画廊、ユダヤ人街から川を渡って旧ゲットー地区 現代美術館(MOCAK):常設+ウクライナアート 東欧ワインバー、以上総て自転車。夜はタデウシュ・カントールの新クリコテカ(Cricoteca)センターにてオブジェを使ったGuy de Cointet作の70年代アメリカの実験劇(Mary Ann Glicksmanによる一人劇)
12(日) 快晴 教会巡り(フランシス派協会のWyspianskiのステンドグラスは傑出)、蚤の市、中心街から西側の国立クラクフ美術館(近代美術) サイクリング 屋上テラス 実験ジャズ
13(月) 曇りのち晴れ 岩塩坑Wieliczka ポーランド料理レストランPod Anilami
14(火) 晴れ時々曇り 朝市

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